先週のニュースまとめ
先週1週間で何があったかをまとめます。トピックはCointelegraphの記事から引用します。
Bitnationのコア開発者辞任
Bitnationのコアメンバーの3人が、開発のスピード、体制に対する不信感を理由にプロジェクトを去りました。Bitcoinに関する新しいプロジェクトは日々生まれていますが、その中でも1年後に生き残れるのはわずか。興味深いプロジェクトも多いですが、投資などする前にもう一度本当にこのモデル、サービス、アイディアに将来性はあるのか、ちゃんとした体制が整えられているのか、などを再検討した方がいいと思います。
なお、Bitnationとは今まで国が提供していた社会保障などを、国に頼るのではなくブロックチェーン上に結成されたそれぞれのコミュニティ内で完結させようとするアイディアです。つまりそれぞれの小さい国を作ろうと思えば作れると。面白いですね。
JP Morgan ChaseのCEOのビットコインに対する見解
ビットコインを既存の金融業界の競合だとみなす発言をしています。そして、競争して勝つといったコメントをしています。
アメリカ内でも東海岸のWall Streetを中心とした金融業界と、西海岸のSilicon Valleyを中心としたＩＴ業界。今までこの２つが真っ向から対立するなんて構図はあまりなかったと思いますが、Silicon Valleyを中心に動くビットコイン業界がWall Streetと対決する構図が数年続くかもしれないです。
私はカリフォルニアに住んでましたし、もちろん西海岸派ですから、何かこの西海岸ＶＳ東海岸の構図はすごく心をくすぐられます笑
ドロップボックスのログイン情報が流出
これはどうやらドロップボックス自身がハックされたわけではないようですが、第三者のサービスからドロップボックスと共通のパスワードなどが漏れたようです。
よくわからないサイトによく使うパスワードを登録したり、クレジットカード情報を渡すのはやはり極力避けた方がいいですね。
Bitfilm-festivalが世界各地で開催される予定
ビットコインに関する映画祭が、ベルリン、ソウル、ブエノスアイレス、リオデジャネイロ、ケープタウンで開催されることが決まったようです。あれ、日本は・・・。
映画、アートなどを通して、ビットコインの普及を図るのは素晴らしいと思います。今後も続けて欲しいですし、日本でも色んな作品を出してくれる人をお待ちしています。私はアートの才能は皆無ですが、アイディアなら出しますよ笑
取引所での不穏な動き
Mintpal、Bitcoin Tranderに詐欺疑惑が出たり、Cryptsyが一時期停止したり、取引所関連の悪いニュースが目立ちました。取引所などはインフラとして絶対必要ですが、いわゆる既存の銀行などと同様ある程度運営者を信頼しないといけないモデルですので、詐欺や搾取などの危険性をはらんでいます。とはいえ、コインベースみたいな大きいところがどんどん大きくなって、寡占化するとそれはそれでよくない。
日本にもここ数か月で取引所が数社立ち上がりましたが、詐欺などはないと信じたいものですね。同時に残念ですが生き残れない所も出てくるでしょう。
とりあえず以上です。
それでは
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