ビットコインダンジョン2.0

Bitcoin (ビットコイン)やブロックチェーンを技術に詳しくない人たちのために、面白おかしく、そして真面目に語ります since 2014

フルノードの重要性とフルノードが広がった世界について改めて考える

昨日ビットコイナー反省会の方でフルノードに関してなぜ改めて最近自分はその重要性をすごい感じているのか、今後フルノードの役割がどのように変わっていくか、などについて動画で説明しました。本当は10分強くらいで話すつもりだったのですが、結構熱く色々話していたら25分以上と長くなってしまったので、要点はブログでもまとめてもおきます。

 

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フルノードとは?

 

  • 全てのブロックとトランザクション情報をダウンロードして、検証するノード(コンピューター)
  • 他にもフルノードはトランザクションをリレーしたり、ネットワークの分散性や検閲耐性を維持する上で非常に重要な役割を果たす
  • フルノードを自分のPCで立てる人もいれば、Raspberry piのような専用の端末を用意する人もいれば、開発用にAWSやAzureなどクラウド上で立てる人たちも
  • フルノードは全ての履歴を持っていて、自分で検証する、というのが重要
  • よく「Don't Trust, Verify」とか言われることがあるが、(基本的には)フルノードになることで誰も信頼することなくトランザクションなどを検証して分散性を保つ、してというのは、フルノードを自分で建てる前提である。
  • (フルノードに関するもう少し詳細な解説はこちらの記事などを参照

 

一般ユーザーがフルノードを立てるメリットは?

 

  • プライバシーの向上

    フルノードを自分で立てているユーザーが少ないと、Monacoinのノード伝播の仕組みを利用したIPアドレスの特定手法、など犯罪者などでなくてもプライバシーが侵害される可能性が。

  • 第三者を信頼しないで自分でTxを検証可能。セキュリティーの向上

  •  ネットワーク参加、ネットワークへの意思表示

    ビットコインとビットコインキャッシュ、SegWit2x、UASFの時なども、フルノードが支持するチェーンを表明出来たりするだけでなく、特定のブロックの伝播を拒否したりすることで、分裂時などにおいて一定の方向付けや役割を果たすこともある。

  • 逆に言うと、フルノードを立てる明確なメリットは他にはなかった⇒が、それが新しいレイヤーの出現などで少しづつ変わってきている(後述)

 

フルノードを立てるのが困難になるとどうなるか?(Ethereumのケース)

 

  • Ethereumはビットコインより多くの情報を記録する必要があるため、フルノードの肥大化のスピードがビットコインより比較して早く、最新状態にノードを同期するのが難しくなってきている。

    単純なディスク容量の問題ではなく、署名の検証と最新Stateへの同期が主な課題。通常のスペックのPCやクラウド上でも、最新Stateに中々追いつかない状態が頻発している。SSDなどを使えばいいがコストがどんどんかさんできている。

    (これはArchival node(1.5テラ)の問題で、Fast syncのフルノードは大丈夫!という人もいるが、Full nodeでもかなりきつくなってきているという話を自分はよく聞く)

  • フルノードを自分で維持するのが難しくなると、結局Infuraなどよりリソースを持っている第三者を信頼する必要があり、分散性、検閲耐性が損なわれる

    そもそもそれなら最初からクラウド、コンソーシアムチェ―ン、Private chainでいいじゃないか、問題が発生しかねない

  • ここら辺については、The Blockの記事でよくまとめている記事があったので、詳しくはそちらで。


フルノード立てるのは難しくなってきているのか?

 

  • コインによる。
  • ビットコインのフルノードの数は微増傾向で今合計一万ほど。一方Ethereumは数え方次第の部分はあるがこの1年でもかなり減った。
  • 最近だとBTCPayserverなど誰でも割と簡単にクラウド上でビットコインノードを構築できるようになってきている
  • 他にもCasa Nodeなどノードをパソコンなどにぶっさすだけで使えるボックス型のノードみたいなものも出てきており、比較的安価に具体的知識不要でフルノードを持てる環境が出来ている。(端末は1万円程度)
  • EOSなどはEthereumよりさらにサイズが大きくなっていくので、フルノードを立てられるのは事実上Block Producersのみ、などになると思う。元々EOSはBPへの信頼で成り立っているので、これは設計通りでもあるが。

 

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(Coin.danceのビットコインフルノード数の推移データ) 



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(The Block集計のビットコインとEthereumノード数の推移比較)

フルノードがなぜ改めて重要だと最近思っているか?

 

  • フルノードが重要という話は以前からあるし、ある程度詳しい人なら特に違和感はないと思う。なぜ今さら注目?
  • 今までフルノードを立てるメリットやインセンティブがあまりなかった、と言われていたところから、だんだんこのフルノード運用のインセンティブ構造が変わってきているから。

具体例 Lightning Network


* Lightning NetworkではNetworkというように、LN上でビットコインを経由するフルノードのネットワークが非常に重要になる。

* また、Lightningのユーザビリティの課題の一つに、トラストレスに運用するにはユーザーは常にオンラインでいなくてはいけないこと。また、オンラインではないと支払いの自動受け取りが簡単に出来ない、などの課題がある。

*これらの問題は仮に全員がフルノードを持っていたとしたら容易に解決できる問題だが、フルノード構築や維持は面倒なので、自分はこの世界線は今まで来ないと思っていた。

* ただし、LNのフルノードになることで、前述したプライバシーの改善だけでなく、LN上のビットコインのルーティング手数料を稼げるようになる。それだけではなく、フルノードを常に自前でオンラインにしている場合、ルーティングの手数料だけでなく、例えばオンラインの広告を見る代わりに自分のフルノード向けにマイクロペイメントが少しづつ自動的に振り込まれたり、LN上の新しいサービスや収益化の恩恵を預かりやすくなる(これはフルノードなしでも可能ではあるが、サービスの幅が狭くなったり、中間業者を信頼したり、費用を払わなくてはいけなくなると思う)

* 要はよくわからなくても、とりあえずLNのフルノードを立てておいた方がエンドユーザーとしても経済的なメリット、インセンティブが大きくなってくれば、自然とフルノードを立てる人が増え、フルノード保有を前提とした多様なサービスが広がる可能性。インターネットのルーターみたいなイメージで、最終的にはスマホみたいな小型端末に最初からビルトインされたりもありえる

まとめると、Lightning networkの利用が広がってきた時に、Lightningに対応しているフルノードを自前で立てるか、もしくはCasa nodeみたいなものを買ってくることで、実は何かしらの収益がスムーズに入ってくるような日が来る気がしている


*Lightningの他にもProof of StakeのコインでStaking報酬を得る為にフルノードを構築したいという需要も出てきており、それに対応するサービスや市場も出始めている。利子収入みたいなのがみんななんだかんだ好き。(昔からクラウドマイニングが好きな人多いのもこの辺) 

 

まとめ

  • 自分は一般の人がフルノードを運用しよう、みたいな日はほぼ永遠に来ないのではないか、と思っていたが、ここ最近自分の意見も変わってきている部分があり、フルノード維持のインセンティブ構造が変わってきたことで、広くフルノードを持つ人が増えるのではないか、と思ってきた。

  • フルノードがもっと一般的に使われることで、長期的に見てよりトラストレスで自由な基盤やサービスを広げる前提となるし、単純にそちらの方が自分の信条、思想とも近いし、是非そういう流れを推進したい。

  • 偉そうなことを言っているが自分自身も今フルノードを構築、運用していないので、今月~来月くらいにネット環境なども整えて再チャレンジしようと計画中(それに関してまた何か情報を共有するかも)

  • ちなみに、ビットコイン、Lightning Network、Liquidサイドチェーンの具体的なノードのセットアップ方法などは、大石さんがかなり前からビットコイン研究所内のスタートアップマニュアルみたいなものでわかりやすく手順や概要を説明してくれているレポートがすでにあるので、興味のある人はそれを見るのが一番良いと思う(有料グループです)

 

2019年暗号通貨業界のトレンド予想

昨日ビットコイナー反省会で年始の予想特別放送をしました。結構想定した以上にリアルタイムでコメントや質問も来て、かなり真面目に回答しているものも多かったです。詳しくは動画で見て欲しいですが、その中で重要なものに関しては一部ビットコインダンジョンの方で記事にもしておいて予想しておきます。いつも通り年末に答え合わせしましょう。ちなみにこういう予想は当然当たらないことの方が多いですが、年始の時点でどういう風に考えていたか、どういう根拠だったか、というのを残しておくのは非常に重要だと思います。

 

ちなみに他のリサーチャー含むより詳細な予想や論点に関してはビットコイン研究所の方でレポートにして来週公開予定なので、是非そちらも確認してください。

 

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Liquidによる取引所送金は盛り上がるか?

 

BlockstreamのサイドチェーンソリューションLiquidに関してはこちらの記事でトークンプラットフォームとしてのLiquidについて詳しく考察しました。

 

今年はLiquidの利用がどこまで進むと予想されるかですが、個人的には取引所内で一部のユーザーがヘビーに利用しかなり便利になる。Liquidを採用する取引所も拡大する。ただし、取引所外でのトークンプラットフォームとしての応用、決済手段としての流通などは今年はまだ限定的だと思います。大部分のユーザーは取引所から資金を引き出さないですし、ビットコインそのものじゃなくLiquidで引き出して保存するのにもある程度の教育と、関連ツール(ウォレットなど)の改善などが必要です。ただしLiquidの匿名性の高い送金はかなり便利なので、一部のヘビーユーザーはたくさん使う、というのがLiquidに関する今年の現実的な目標値だと考えています。

 

日本のホワイトリストに新しいコインは載るか?

 

これは載ると思っています。というより常に新しいコインが出てきて、力関係もすぐに変わるこの業界においてこの許可制の「ホワイトリスト」制度自体に問題があると思っているのですが、今年は少なくともいくつか新しいコインが追加されると思いますし、それがないと日本の取引所、市場の世界での存在感はさらに薄くなっていくと思います。

 

2019年末のマーケットキャップtop10はどのようなコインになると予想されますか?

 

順不同ですが、

Bitcoin, Ethereum, XRP, Bitcoin Cash(ABC), EOS, Tether, Litecoin, Binance Coin, Stablecoin(どれか新しく一つ)、Monero、ですかね~。予想案外難しいです。後はDfinityとかその辺が結構来るかもしれないですが、Top10に入るかどうかは微妙ですね。

 

セカンドレイヤーは今年は来るか?

 

かなりざっくりした質問ですが、セカンドレイヤー(Lightning,Plasmaなど)は今年来るか、という質問は結構もらいます。逆に言えば去年は想定したよりセカンドレイヤーあまり来なかったよね、という認識だと思うのですが、実際は開発コミュニティーなどは大きく盛り上がっており、開発アクティビティもかなり活発でした。それが今年ユーザー層まで降りてくるか、という質問だと思いますが、Lightningに関して言えば取引所での一部扱いや、ユーザーが使えるミニマルなプロダクトなどは今年中に起こると思っています。まだ今年いっぱいでは広く使われるところまでは多分行かないですが、急速に広がる土台が出来てユーザーも付き始める感じでしょうか。

 

Plasmaなどはまだ実装や実利用まではまだまだ時間がかかる印象で、今年も開発やリサーチは進むと思いますが、実際に意味のある形で機能するのにはまだ時間かかるでしょう。

 

Ethereumは今年無事PoS移行するか?

もう何年も噂されてまだ実行されていないEthereumのPoS移行。かなり勘による部分が多いですが、今年は新型ブロックチェーンとの競争などの要因もあるので、ついに実現すると思います。

 

その上で最初の方は上手くいった感じに見受けられ、市場でも好感されるのではないかと思いますが、個人的な中長期の見立ては必ずしもポジティブでもありません。が、それはおそらく19年以降の議論、問題になるかと思います。

 

ETH vs EOS

最近聞かれることの一つに、EOSはEthereumと比較してどうですか、というタイプの質問。今年は力関係ではEOSはアプリケーション数が増えたりなどして、相対的な力関係ではEOSが少し押してくる形になると思います。同時により長期で見ればEthereumとEOSでは特性とターゲットにすべきユースケースが違うので、今年後半にかけて単純比較からすみわけ云々という議論も増えるでしょう。EOSに関しては広がると同時に課題面も色々露呈されると思います。ガバナンスやBlock Producers投票に関する批判や形骸化、ノード維持費増加によるBPの離脱、などです。

 

 

今年もハッキングはあるか?

規模、国内かどうかは知りませんが、あります。今の時点ですでに HitBTCやばそう、という噂もあったりしますね。

 

今年ブロック男は結果を出すか?

出します。頑張りましょう笑

 

 

というわけで、他にもビットコイナー反省会の動画の方ではもう少しざっくばらんに色んな質問に回答しています。またもう少し細かい考察や根拠などは他のメンバーの意見も含めてビットコイン研究所の方で書いて公開するので、そちらを是非見てみてください。

2018年年始予想の答え合わせ&振り返り

気づいたら2018年もほぼ終わりということで、やばいですね…。まあそれはさておき、年末なので果たして年始にした予想が正しかったのか、をせっかくなので振り返ってみようと思います。

 

こちらのブログの方では、年始に「暗号通貨業界の大胆?予想」、ということで、起こる確率は高くはないかもしれないけど、ありえること、という予想をしていました。

coinandpeace.hatenablog.com

 

ちなみに、もう少しちゃんとした今年の予想は色んなテーマについてビットコイン研究所の方でしていて、昨日ちょうどそちらの答え合わせと一年の振り返りに関するレポートを書いたのですが、ちゃんと予想した方で当たっていたのは、

 

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  1. ビットコインキャッシュ(BCH)は今年中に分裂する
  2. ICOプロジェクトはプロダクトがほとんど出てこなく、18年後半に価格なども崩壊、SECなどからの締め付けも厳しくなる
  3. Lightning Networkのメインネットの立ち上がりと進捗(ただし今年中にはまだ大きな浸透とかはない)

 

などでした。

 

逆に外したものは、

 

  1. 国内はアルトコインを中心に17年に引き続き取引が盛り上がる
  2. ビットコインの送金手数料はSegWit導入後も引き続き高い水準で推移する
  3. 価格予想(20,000ドル⇒10,000ドル程度⇒31,000ドル

などです。まあ価格予想とかは毎年余興としてやっているのですが、やはり当たりませんね笑自分以外も含めてちゃんとしたアナリストとかも年末に向けてまた大きな上昇の動きがあるだろう、と予想している人が多かったのですが、やはり市場の動きは読めませんね。

 

 

 

では、こちらのブログで別にした大胆予想は果たして正しかったのか?振り返ると実はドンピシャで当たっているもの、カスってもないもの両方ありましたね。

 

 

ビットコインマイニングの本場が中国から北欧などに移動する

 

こちらの予想は当たっていましたね。

 

今振り返ると、まあそんなものでしょう、くらいに感じるかもしれませんが、17年、また18年の初めくらいまでは、ビットコインマイニングと言えばやはり中国、中国国内のマイニング集権化云々、という批判なども多かったです。それがこの1年で全てではないですが、確実に中国国内から北欧やカナダなどへマイニングの拠点が移って行った動きがありました。

 

結局中国国内ではマイニングは明確に禁止されているわけでも許可されているわけでもないようですが、より電気代が安い、有利な環境を求めて各地にマイニングファームが散らばっていっているのは検閲耐性などの点から見ても悪いことではないと思います。そしてBitmain以外にも複数のASIC製造業者が出てきたのも事実でしたが、ただ先日ちょうどGMOがASICの製造販売から撤退、というニュースがあったり、こちらはまだまだ複数業者間で熾烈な競争が起きている、という感じではまだないですね。

 

 

ビットコインの市場規模を抜くコインが出てくる

 

こちらの予想は完全に外れていましたね。一年を通してみると、むしろBitcoinのDominanceは年始の40%くらいから50%強くらいまで上がってきています。

 

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これはビットコインの占有率が上がったというよりは、暗号通貨市場全体の価格が軒並み崩壊したことで、より市場規模が大きいビットコインが下位のコインと比べると下げ幅が相対的に小さかっただけ、という感じです。ちなみに17年の過去最高値からの下落率をCoingeckoで一覧できるのですが、ご覧の通りの惨状ですw(下位に行くともっとひどくなる)

 

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こちらは外れましたが、何が言いたかったかというと、特に去年17年のような狂乱相場が18年ももう少し続いていたとしたら、中身や実態が伴っているかどうかは別として単純なハイプだけで特定のコインの市場規模がものすごく上がってしまう事態も想定出来ましたし、それは長期的にはサステイナブルではないのですが、それくらいかなり過剰な投機熱がまだ続いていた、というのが年始の雰囲気でした。(出川のテレビCMもなつかしいですね)

 

また、CoinMarketCapなどでよく使われる上記の占有率やそもそも市場規模の測り方自体もこれが適切なのか、という問題があり、運営が大量にコインを保有している場合の市場規模の算出方法の妥当性(ロックアップしたりしているものは市場規模に含むべきではない、など)、もしくはそもそもビットコインとその他の完全に集権化されているコインの規模を横並べに比べること自体が、ビットコインと楽天ポイントとかTポイントの市場規模を比べているくらいおかしいような気もします。

 

というわけで、暗号通貨の市場規模ランキングは未だに重視される項目の一つですが、そもそも測り方が正確なのか、比較対象は妥当なのか、はもう少し意識されるべきでしょうね。来年以降例えば新しいコインや、かなり広く流通するStablecoinが出てきて市場規模の上ではビットコインを抜く、という事態が起きたとして、果たしてそれはビットコイン的にはそんなに重要な要素と言えるのか、などの議論も出てきそうです。

 

草コインのマーケットシェアが50%を超える

 

これも上記で見た通り外れでしたね。実際は今年は1年を通して大きな下落相場になり、去年盛り上がったのが完全に反転し、一番被害を受けたのは弱小草コインでした。…まあ、これは長期で見れば草コインの定義的に当たり前なのですが、もう少し今年はまだ草コインが頑張るタイミング出てくるかな、と思っていましたが、途中から一瞬でへばりましたね…、草。

 

 

取引所が複数大規模Goxする

 

うん、まあこれは残念ながら当たっていました。これに関してはコインチェックとZaifでのハック事件などすでにみんなよく知っていると思うので、詳しくは割愛。

 

自分が年始の記事で書いたものをそのまま引用すると、

 

〔年始の時点でしばらくGox事件を聞かないのは〕取引所のベストプラクティスが少しづつ確立されてきているから、ともいえると思いますが、同時にこれだけ新興取引所がアグレッシブに新しいコインを追加したり、新規ユーザーの流入で一杯一杯になっているような状況はGoxリスクの観点から言っても結構怖いところはあります。中には今の時点であまりいい噂をきかない取引所も会ったり、今年自分は久しぶりに大規模なGoxがあり、Goxに慣れてない初心者層が大量に焼かれる危険性があると懸念しています。

 

 こちらの予想をした時は必ずしも国内の取引所で大きなGox事件が起きることを具体的に予想していたわけではないですが、大きなインシデントが過去でなかった日本の取引所の状況を考えると、どのような形であれ何かしらの事故は避けられないだろうと思っていました。特にやはり市場が急激に大きくなりすぎて対応が間に合ってなかったのは、国内も海外も一緒だったとは思いますが、そういう時がやはり事故が起きやすいタイミングなんですよね…、というのはまあわかっていたので。

 

 

日本の仮想通貨マーケットシェアの低下

 

こちらの予想は自分は少し自信薄だったのですが、結果的には当たっていましたね。以下のようなことを言っていました。

 

普通に考えると草コインなども含めこのまま日本の市場は伸びていきそうですし、一応大枠はその方向性で予想していますが、別の方向で大胆予想するなら、ICOスキャンダル、取引所Gox、相場崩壊による関心の低下、海外(韓国など)のマーケットの成長による相対的ポジションの低下など、今より今年の年末は日本の市場の存在感が薄くなっている可能性も微妙にはあるな、と。

 

うーん、まあこれは結構書き方からも色々ヘッジしている感はありますが、結果的にはICOスキャンダル、取引所Gox、海外の伸長などもありここに書いてある通り日本の仮想通貨マーケットでの存在感は17年に比べてかなり落ち込んだと思いますし、今もまだ清算出来てないような状況ですね…。

 

 

というわけで、5個予想したうちの3つはあたり2つは外れでした!まあそんなものだろう、って感じですが、年始の無責任予想は中々面白く毎年やっているので、19年の年明けもまた大胆予想記事を書こうと思います。お楽しみに。

 

ちなみにビットコイナー反省会の方でも年末の緩い振り返り放送を12月30日誰が聞くか知らないですが緩くやる予定なので、暇な人は是非見てくださいw時間などはTwitterとかで改めて告知します。

 

それではよいお年を。読者の皆さん今年もありがとうございました。