日常生活でビットコイナーを見分ける10の方法
少し前に(自分的には)中々面白い珍事件がニュースになりました。
ペンシルベニア大学のイタリア人の経済学の教授が、飛行機に乗りながらものすごい集中した様子で数式を解いていたところ、隣に座っていた女性が何か怪しい暗号か何かを書いているテロリストか何かだと勘違いして通報し、職員に尋問されるという事件です。
これだけでも結構面白いのですが、その後The Economistに、こういう事態に備え、「飛行機で隣に座った人が経済学者かどうか判断する10の方法」というEconomistなりのネタ記事が出ていてめちゃ笑いました。
いくつか紹介すると、
・無料のリフレッシュメントなど存在しない、などと言ってくる
・自分の方が肘掛け(共用のスペース)に対して高い限界効用を持っていると主張して、肘掛けを占拠
・あなたのお腹に肘が当たると、彼は単純にあなたの悪い(非効率な)所作を修正しているだけだと言ってくる
・飛行機が35,000フィート以上に到達するとリラックスする。その状態で初めて均衡に入るから。
どうでしょう?自分も大学で応用経済学を勉強したエセ経済学者だとしては、心当たりがあるところが多すぎでちょっと笑ってしまったのですが、自分はマジで上記のような思考方法で生きています。
例えば、電車で席が空いた時に、周りの人たちが自分の代わりにその席に座る効用と、自分の疲労具合やいくつ先の駅までのるから座るのが全体効率的にはいいか、それとも・・・、とか考えて座るかどうか判断したり、最近はそこまででもないですが、大学卒業したての時とかは人と話していると、この人はこういうものに反応するけど、これには反応しない。そしたら効用曲線はこんな感じで、それならこれを取り除いた状態であーするとこうなるだろうな、とかもしくはあー言うだろうとか考えていたり、この人の言動と行動を比較すると、この人はこの部分に非合理性があるな、とか数式とかグラフをみるような目で考えてましたね。人間関係とか恋愛にもこれを持ち込むと、まー、それは上手く行きません笑
まあそんなことしてるわけのわからない人はそんな多くないとは思いますが、こういう経済学の考え方は結構自分の思考や行動のベースにはなってます笑
さて、そこで思ったのですが、経済学者が特有の考え方や言動をするのと同様に、ビットコイナーにも行動や言動に特徴があります。
最近日本でもビットコインユーザーが増えてきているわけですが、街中でばったり隠れビットコイナーと遭遇してトラブルに巻き込まれたり(どんな?笑)、周りから白い目で見られたり、気まずい感じにならないように今日は日常生活や街中でビットコイナーを見分ける10の方法を紹介します。
1.PCに怪しい「コイン」ステッカーをべたべた貼っている
上記のようにビットコインとかTrezorとか、他にもよくわからないものをべたべた貼っている人がいたらほぼ間違いなくビットコイナーでしょう。すぐに距離をとりましょう。
ちなみにこれは自分が持ち歩いているちゃちいパソコンで、特に何も考えずもらったステッカーは全部貼ってます。Sarutobiの頭が切れてたり、どれくらい大切にPCを取り扱っているかわかりますね。ちなみに下の方でよくわからない文字の羅列になっているのは、元々「coincheck」って書いてありました笑
2.スマホのアラートが頻繁にブーブー鳴っている
ビットコイナーの中には、ビットコインやAltcoinの価格が一定以上推移するとアラートがなるように設定している人も少なからずいます。
電車で隣に座った人のスマホがブーブーなっていたら、おそらく価格変動が激しい暗号通貨をトレードしているビットコイナーの可能性があります。というかそもそもマナーモードにせず頻繁にブーブーなっていたら、その前にただの迷惑の人なのでこの場合も距離をおいた方が得策でしょう。
3.おもむろに英単語をメモり始める
おもむろにスマホを見ながら、紙に謎の英単語をメモしている人がいたら、要注意です。これは復元シードのバックアップをしている人な可能性があります。このご時世スマホがあるのに、わざわざそれを紙にメモっているのはビットコイナーか、「俺はガラケーでいいんだ」とか10年くらい同じ携帯を使っているおじさんしかいません。いずれにせよ絡まない方がいいでしょう。
自分もアプリのテスト目的とかで、電車内とかでもしょっちゅうパスフレーズを記録して、再入力したりすることがあるのですが、隣のこのおじさんもしかしてこの意味わかってねーよな、とか若干ビビってることがあります笑
4.無駄にスマホやガジェットを複数台持っている
データをとったことはないですが、ビットコイナーはスマホやPCを複数台持っていてカフェとかでドヤっている人たちの確率が高いです。(自分もです、すいません)
特に、ちょっと見慣れないこういう形のタイプのデバイスを携帯やカバンにぶら下げていたらビットコイナーで間違いないので、ただちに適正な距離をとりましょう笑
5.Decentralizedうんぬん書いてあるTシャツを着ている
これも見た目から明らかですが、Decentralizedとか、何とかCoinとか、To the Moonとか書いてあるTシャツを着ている人がいたら、ビットコイナーか、ファッションセンスがない人か、もしくは両方なので気を付けましょう。
6.パソコンやタブレットの画面のQRコードをなぜかスマホで読み込んでいる
ビットコイナーの最も特徴的な行動の一つがこのQRコードを読み込む行動です。ビットコイナーにはQRコードを読み込むのなんて常識みたいに訓練されてしまっている人も多いですが、QRコードを現実世界で使うのなんて、ビットコイナーか、UXを考えていない企業広告くらいです。
もし、PCの画面をスマホで読み込む動作をしている人をカフェなどで見かけた場合は、ビットコインを使って怪しいものを買ったり、トレードしているビットコイナーである可能性が高いので気を付けましょう。
7.サトシという名前の人がいるとなぜか過剰に反応する
イベントなどでサトシという名前の人を見つけると、なぜか過剰に反応してどういう漢字ですか?名字は?あー、惜しい!とか言っている人を見たら高確率でビットコイナーです。中には握手を求めてくる人もいるかもしれないですが、丁重に断りましょう。
8.お金の話をすると遠い目をする
最近の円高傾向でどうのとか、貯金がどうのとかいう話をすると、ふっと「円の価値って何なんだろうね」とか「そんなにお金貯めてどうするの?」とか妙に哲学っぽいことを言い始めたらビットコイナーの可能性が少なからずあります。不必要に銀行をディスっていたらさらに確率は上がります。
9.スマホのセキュリティについてやたら突っ込んでくる
結構スマホにロックをかけていなかったり、パスワードが短かったりする人っていると思うのですが、そういう人を見るとしきりにもっとセキュリティしっかりした方がいいと力説してくる人はビットコイナーの可能性があります。別に大して重要なデータとか入ってないと言うと、「今後絶対重要になってくるから。二段階認証も忘れずにね!」とか余計なお世話をしてくる人はビットコイナーの可能性があります。
10.趣味を聞くとしどろもどろする
ビットコイナーの中には趣味的に週末や仕事が終わってからの時間を暗号通貨のトレードや勉強に当てている人が多いです。
なので週末は何をやっているんですか?と聞いてトレードとかやっていますという人がいたら、それは24時間365日市場が動いている暗号通貨トレーダーの可能性があります。
ただしむしろ周りに隠れてビットコイン活動をしている隠れビットコイナーも多いので、趣味は何ですか?最近のマイブームは?休みの時は何をやっているんですか?としつこく聞いてしどろもどろになったり、特に何もないという人は、単純な無趣味のつまらない人かビットコイナーのおそれがあります。
というわけで、ビットコイナーを判別する10の方法でした。
自分は最近マジで街中でビットコイナーと遭遇したらどうしよう・・・?という不毛なことを考えたりすることがありますし、日本のビットコインユーザー数は少なくとも10万人くらいはいるようなので、確率的には1000人に一人はビットコイン保有者がいる確率になります。今後ビットコイナーと街中ではちあわせて気まずい思いをしないためにも、事前に傾向を把握し、リスク回避してください笑
他にもビットコイナーを見分ける方法や特徴など思いつく人は是非コメントなどで教えてください。
それでは。
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