UASFとNew York Agreement、IoTへのブロックチェーン応用について ビットコイナー反省会 Ep16
昨日は毎月恒例の業界振り返りイベント「ビットコイナー反省会」の収録をしてきました。ゲストにはNayuta代表の栗元さんに来ていただき、ニュースに加え、特にIoTへのブロックチェーン応用、ライトニングネットワークなどのレイヤー2技術に関して簡単に話をしました。
久しぶりの日本での現地収録もあり、いつも以上にきわどい発言があったのですが(笑)、内容とちょっとした補足を以下にしておくと、
- 仮想通貨バブル⇒まだ終わりかどうかは知らないけどやっぱり上がりすぎだよね。価格の話するのも実際もう疲れた。
- ランサムウェアの被害は今後もさらに拡大していくはず。今回の犯人はアホな凡ミスをしてしまった。
- UASF(BIP148)VS SegWit2MB(New York Agreement)
個人的にはSegWit2MB案をベースにCore開発者も巻き込みいい意味で現実的な妥協案を探るのが適当だと思い、Coreも歩み寄りを見せる姿勢ではいるが、まだBitmainのJihanなどとやりあってたり先が思いやられる。UASFは今の時点でフォークするリスクが高い(かつ失敗する可能性が高い)と自分は考えているので、あまり賛成は出来ない。 - IoTのブロックチェーン応用、ライトニングなどのセカンドレイヤーの懸念点などに関しては栗元さんへの質問コーナー見てください(笑)
- マイクハーン⇒まあ何か色々際どい発言をし、ザキヤマさん、栗元さんが冷や冷やしてたのですが、何点か補足コメント(笑)
- ConcenSysが好きではない→まあこれはConcenSysがやることの一部への批判なのですが、彼らの仕事の一つに簡単に言えばイーサリアム上のICOをするプロジェクトのプロモーションを手伝ったりというのがあるのですが、そこらへんに関して個人的に懸念していることが多いです。開発者用のツールを提供したり、などは素晴らしいと思います(ICOの懸念についてはちゃんとした記事を近く書きます)
- ConcensusカンファレンスとコインのPump。⇒こちらも年を追うごとにどんどんただのPump(煽り)イベントみたいになっており、自分も含めちょっとした懸念を感じている人も少なからずいます。Monero Enterprize Allianceのギャグはその点ではある意味支持しちゃいますね。
- 今月のマイクハーンの取り扱い項目が多くなりすぎる、マイクハーンのスケーラビリティ問題が出てきているので、次回以降ちょっと削れるところは削りたいなと反省。あと、ビットコインの単位を「ビット」とするのは色々危険なのでやめましょう。
まあ、などなどです。詳しくはくそ長いけど動画を直接見てもらえれば。最近は初心者用の「ビットコイナー養成所」、中々一般ニュースには出ないような業界内の話やトレンドについて「ニュースじゃ教えてくれない~」などのシリーズもやってますが、反省会は月1のペースがやはりいい感じですね。
あ、そして今週ちょっと衝撃的にニッチな新シリーズを思いついたので多分そちらも公開します笑
それでは。