近くイーサリアムでICOするプロジェクトの概要と印象
近くイーサリアム上のプロジェクトでICO、トークンのセールをするプロジェクトが結構あるということで、ビットコイン&ブロックチェーン研究所サロンの方に記事を書きました。
調べたのは以下の6つ。(とおまけにDECENTをちょこっとだけこの後追加予定)
・Hongcoin
・SingularDTV
・Gnosis
・Golem
・FirstBlood
・Beyond the Void
もう少し詳しいことはサロン内の記事に書いてますが(宣伝)それぞれざっくりとしたコメントと感想だけ載せておきます。
Hongcoin
DAO。The DAOの失敗から学ぼうとしたら1周してDAOじゃなくなってしまっているみたいなプロジェクト。ICOはすでに始まってるけど全くEtherも集まってないし、まあそういうプロジェクトでしょう。
SingularDTV
Singularityをテーマとしたテレビシリーズを作りたい。別にドラマ時代はいいと思うけど、コンテンツマネジメントプラットフォームもあまり効果的ではなさそうだし、自動支払いの部分もスマートコントラクトの自動執行みたいなのはほぼ関係ないし、スマートコントラクト使う意味もそもそもほぼない。イーサリアムの宣伝的なのをもしかして狙ってるだけ?ホワイトペーパーが異常にわかりづらい。
Gnosis
分散予測市場。Augurより現実的なアプローチをとってて、結構評価高い。Augurより先に成功する可能性もあるかも。ただし、Augurとは必ずしも競合という感じでもない。トークンの使用用途とかプロジェクト詳細がなぜかない。
Golem
分散コンピューティングネットワークを目指している。Maidsafe的な。アイディアはいいと思うけど、正直壮大過ぎて上手くいくかは知らない(Maidsafeの状態を参照)マイクロペイメントの部分の研究に貢献すれば十分かも。
FirstBlood
Esportsの対戦マッチングと支払いなどをスマートコントラクトを使って自動執行。支払いを確実にし、詐欺や倒産リスクをなくす。発想が素晴らしいし、スマートコントラクトの応用方法としては優秀だと思う。やはりスマートコントラクトと賭け事系との相性はいい。
Beyond the Void
ゲームアイテムのトークン化。すでに先行しているSpells of Genesisとアイディアは同じ。ただしイーサリアム上でトークン発行。ゲーム自体の面白さと他のゲームを巻き込めるかにかかってると思う。微妙に自分のプロジェクトと競合するところもあるのでなんとも笑
という感じです。
ちょっとこれは…、というプロジェクトもありましたが、FirstBloodとか結構よさそうかと思いました。ただし自分は多分上記のICOにはいずれにせよ参加しません。自分が最後に買ったトークンはAugurを少し実験用に買ったのみ。少し前までのは全部興味がなくまともなのがなさそうだったので何も買ってないですね。いずれにせよ寄付くらいだと思った方がいいかと。
もう少し詳しい内容は是非サロンへの参加とかも検討していただければ。他にも色々と役に立つ情報は出してますし、ニュースまとめとかもすごい役に立ちます。
それでは。
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