GetGemsのライバル現る！？Sendchatって何？ - ビットコインダンジョン2.0

Sendchatって聞いたことないですよね？

知名度はほとんどないのですが、実はGetGemsの直接のライバルになる可能性のあるサービスです。静かに今クラウドセール中だったり、何か色々つっこみどころはあるのですが、簡単に紹介してみたいと思います。もしかしたらGetGems超えるかも！？

Sendchat概要

SendChat Messaging App - YouTube

Sendchatはメッセンジャーと仮想通貨Wallet機能を融合したアプリです。ユーザーはアプリ内でBitcoin,Dogecoin,そしてアプリ専用のSendcoinというコインを簡単にユーザー間で送れます。

Bitcoin,Sendcoinを使って、lineのスタンプマーケットのようなマーケットプレイスでコンテンツ購入が簡単にできます。Lineのスタンプだったり、ゲームだったりなどのコンテンツ全てをビットコインで買えるようになります、と言ったらわかりやすいでしょうか。ちなみにクリエイターの取り分は50%に設定されているようです。

さらに、円やドルなどのFiatから仮想通貨の変換までもアプリ内で済ましてしまうようで、最終的に日本円も含めた世界主要各国通貨に対応するようです。それだけではなく、デビットカードつなぐことで、Sendchatからデビットカードに直接チャージができるようにもする予定だとか。

ここまで読んだ時点でおそらく２つ思ったことがあると思います。

１．Getgemsと完全にかぶっている

２．本当にこんな色々詰め込めるか

GetGemsと完全にかぶってる？

SendchatとGetGemsはかぶっている部分がかなり多いと言えます。

第一に、Sendchatは、GetGems同様Telegramというオープンソースのメッセンジャーを使うということ。第二に、コンテンツをアプリ内通貨で買えるという部分もかぶっていますね。

では違いはどの辺にあるのでしょうか。

まず、Sendchatの独自コインであるSendcoinは独自のブロックチェーンを持つコインのようです、詳細はホームページに載っていますが、Proof-of-Stake型のコインです。これに対し、XgemsはCounterpartyで作られたコインで独自のブロックチェーンは持ちませんね。

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なお、Sendcoinを使うことで、コンテンツの割引購入などの特典が付くようです。

また、Sendchatの法定通貨取引所のような機能は、GetGemsにはない独自路線ですね。仮にこれが上手く実装できたら中々便利ですが、若干欲張りすぎなような気もします。

一方、GetGemsの広告を見る選択肢、広告のマーケットプレイスというのはSendchatでは現状想定されてないようです。まあ、仮にGetGemsのモデルが上手くいけば、真似するのは目に見えていますが。

Sendchatはクラウドセール中

Blocktrustというサイトで、Sendcoinをクラウドセール中のようです。静かに1月8日にクラウドセールを始め、2月6日に終了です。現在合計15BTC相当を集めているようですが、正直に言ってそこまで盛り上がってはいないようです。

BlockTrust.org | Advanced crowdfunding and certification solutions for blockchain entrepreneurs.

Blocktrustというクラウドセールプラットフォームを知らなかったのですが、こういうのもあるのですね。最近Lighthouseがローンチしたり、プラットフォームだけでも色々あってもはやわからなくなってきています。

ちなみにSendchatはAndroid版を3月にリリースする予定のようです。

Sendchat Interview 5/1 - YouTube

まとめ-実際Sendchatってどうなの？

Sendchatが描いている全ての機能が上手く行けば、ポテンシャルは大きいですし、GetGemsを超える可能性もゼロではないと思います。

Sendchatは広告に注力するのではなく、コンテンツマーケットやアプリ内ストアを充実させ、そこから収益を出していくつもりのようです。GetGemsより収益を出すモデルという点でははっきりはしていますね。

ただし、個人的に別のブロックチェーンを立てて、新しいコインを作のもどうかと思いますし、マーケティングが下手なだけか、いまいち盛り上がりにもかけています。他にも取引所機能をつけたり、など色々と機能を詰め込みすぎているような気もします。

まだあまりちゃんとしたリサーチをしていないので何とも言えないですが、現状私の期待値はそこまで高くはないです。ただし、もしかしたらマーケティング下手なだけなスーパー技術者集団だったりするかもしれないので、ご判断はお任せいたします。

もし、ある程度興味が集まればもう少しちゃんと調べてみます。

それでは。