ビットコインに投資すべき10の理由?(Forbes記事の紹介)
今日は、朝にビットコインが460ドル越えの高値を記録して、ビットコイナーたちがうはううは言ってると思ったら一点、一気に400ドル近くまで落ちる相変わらずの直角落下ジェットコースターぶりをビットコインが見せてくれましたね。
まあ一喜一憂するのはダメですと言いつつも、何だかんだ自分もそうなってしまうところはもちろんあるわけです笑まあ今回ここまで一気に急落しても、別に大して精神的ダメージも何もないほどくらいにはもう慣れてはいますが。
そんな中今日Forbesの記事で「Should you invest in bitcoin? 10 arguments in favor as of December 2015」(ビットコインに投資すべきか?賛成する10の理由)というものを見つけたので簡単にご紹介します。
まあもちろんビットコイン推進派としてはこういうビットコインに好意的な記事が出ると紹介したくなるのですが、買うのをお勧めする理由と同様に、買わない理由(具体的にはビットコイン崩壊シナリオの記事なども参考)もたくさんあるわけですので、そこはそれぞれが自分で色々調べて判断してもらうのがやはり重要です。
いずれにせよ、海外のメインストリームメディアではもうここまで好意的なことを書くところも出てきてるんだというところが少し印象的です。
1. 供給量が決まっている
このブログの読者では、ご存知の人がほとんどだと思いますが、ビットコインの最終供給量は2100万ビットコインと決まっています。決まっているとはどういうことかというと、プロトコルに新しいビットコインを生成する数やルールが決められており、ネットワーク参加者の大部分の合意がないと供給量を勝手に変更したりすることが出来ないということです。ビットコインの大きな特徴の一つですね。
供給量が一定数以上増えないということが決められているということは、基本的にはビットコインはデフレ通貨なので、ビットコインに対する需要が増え続ける限り、ビットコインの1枚あたりの価格は上昇して行く可能性が高いということです。
2.ビットコインを使ったアプリケーションの増加
すでにビットコインを使って国際送金に使ったり、ゲームに使ったり、Amazonギフトカードの格安購入に使ったり、他にもBitcoin2.0とも言われる通貨として以外のブロックチェーン技術の応用が考えられたり、ビットコイン関連のアプリケーションは増えてきています。今後ビットコインを使うことで、今まで出来なかったことが可能になっていくとしたら、ビットコインの価値も上昇すると考えられます。
3.ビットコインのトランスアクション数の増加
ビットコイントランスアクション数はこの一年で大きく伸びているのは知っていましたか?
この一年でも一日あたりのトランスアクション数は、75,000から、2倍以上の200,000になっています。来年はこの伸びがさらに加速する可能性が高いと自分は考えています。トランスアクション数はネットワークへの需要を測る重要な指標の一つだと思いますので、トランスアクション数が増加しているのはいい傾向だと思います。
4.価格上昇→トランスアクション数増加→さらに価格上昇
経験則の話のようですが、価格が上がるとビットコインのトランスアクション数は増加する傾向があり、そうするとさらに価格が上昇する、ような連鎖反応があるという人もいるようです。(個人的にはこれはちょっと乱暴な気もしますが)
5.ビットコインの先行者利益
他のメジャーなAltcoin(Ripple、Ethereum、Litecoinなど)比べてビットコインは数年以上の先行者利益のようなものがあります。
どういうことかというと、他のブロックチェーンの何十倍もセキュアで、利用者も多く(ネットワーク効果)、開発リソースなども集中しているということです。
その点でも他のAltcoinに比べてビットコインに投資するのは手堅いということですかね。
6.政府もビットコインに対して比較的好意的
今のところビットコインを厳しく禁止している国はほとんどないですし、比較的反対姿勢の中国やロシアも最近対応の軟化をにおわせる発言をしたりしています。
今後どうなるかわかりませんが、今のところ禁止などの厳しい規制や処罰が入る確率はそこまで高くないように思えます。
7.金との比較
ビットコインは金に対して、送金スピード、携帯性などいくつか大きな強みを持っています。
今の金の市場が7 trillionドル相当らしいので(円だと、80兆円以上ですかね)、いずれビットコインがこの市場規模の5%をとると考えても今の価格はかなり割安と言えるかもしれません。ちなみに金の市場規模の5%をビットコインがとると想定すると、今のビットコイン価格がおよそ70倍になる試算になるようです。
8.ビットコインが企業だとしたら?
ビットコイン(Bitcoin)を企業とみたてたとして、ビットコイン(小文字のbitcoin)という通貨が株だと仮定して、ビットコインが将来AppleやFacebook並の影響力を社会に持つと考えたら、今のビットコイン価格(株価)はかなり割安だといえます。
9.市場のテクニカル分析
トレーダー視点で、価格のテクニカル分析的に見ても、価格は少し前に底打ちし、今後は価格が上がっていく可能性が強いという見方の人が多いです。
自分は全然詳しくないですが、実際周りでもしばらく相場は上昇傾向が続くはずだとみているトレーダーの人も多いです。
10.投資家の本格的参加
Forbesの記事によると、ポートフォリオの一部としてビットコインを扱う投資家などが増えてきたり、真剣に考え始めている人たちも出てきているようです。
以上です。いかがでしょうか?
正直に言うと自分はあんまり同意できないポイントもいくつかありましたが、10個も理由を上げてくれたのはありがたいですね。元記事はもっと詳細にそれぞれについて解説が載っているので、興味のある人は是非英語ですが読んで考えてみてください。
ここ1~2か月くらいはビットコイン価格もかなり上向きなのは全体的な士気というか、空気的にも実際感じます。2015年は少なくともビットコイン価格的には大部分は停滞した我慢の一年だったと思いますが、それでもトランスアクション数は着実に増えたり、色んなサービスが出てきたり、足場は着実に固まってきています。2016年はそういう点で一気に火が付く年になるかもしれないですね。(自分はもうちょいかかるかなと思ってますが)
ま、最後はなんでも自己責任なので、ビットコインがどんなものかよくわからない、どうやって安全に保管するかわからない人などは、かなり危なっかしいのでそんな大金はつぎ込まない方がいいとも思いますよ。
それでは。
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