ビットコインダンジョン

Bitcoin (ビットコイン)やブロックチェーンを技術に詳しくない人たちのために、面白おかしく、そして真面目に語ります。独自暗号通貨を使った、日本初の読者参加報酬型ブログ。

先週のビットコイン関連ニュース振り返り

いやー、やられてましたインフルエンザに(多分)普段は特に大きく体調を崩すことはないのですが、数日間完全にシャットダウン状態になったのは10年ぶり以上ですね。

 

さて、きつかったアピールはほどほどに、この1週間ほど、ブログ更新含め仕事がほとんど出来ずにフルタイムビットコイナーとしてはちょっと浦島太郎状態です。その間にもスケーラビリティの件とか、国内でもいくつかニュースがあったようなので、今週のニュースの振り返りとコメントをつけてみます。

 

スケーラビリティ議論さらなる泥沼に?

 

自分が完全に寝込んでしまう直前くらいに、ちょうどこちらの記事が出て、ビットコインコア開発者と中国のマイナーの間で同意がとれ、大多数のハッシュパワー(マイニングプール)はBitcoin Coreを採用して2017年でのハードフォークというロードマップで合意がとれたという報道がありました。

 

そのニュースに対して、最初は好意的に捉える人も多かったんですが、自分はむしろ、「このような決定が数人のかなり閉鎖的な会議で決まってしまった(と考えられていた)」「ブロックサイズ引上げハードフォークがかなり先の話になる」ことなどから、少なからず懸念を持っていましたし、かなりの批判が出るだろうと思ってました。

そのことについて書こうと思ってたら、あれよあれよと体調が悪くなって、結局書けずじまいになってしまいましたが、自分の懸念は当たってしまったようで、この一週間でClassic派のCoinbaseのCEOなども巻き込んでスケーラビリティ、ブロックサイズの引上げ、ビットコインネットワークのコンセンサス形成などに関してさらなる泥沼の議論が続いている状況のようです。

 

この件に関しては、双方の意見がかなりネット上でも出てきていて興味深いので、週明けに自分の立場も含め改めて記事にする予定です。問題の根深さがさらに露呈されてしまった感じもありますね。

 

日本でビットコインが「貨幣」認定

 

これもかなり大きなニュースでしたが、金融庁が今まで国内でモノ扱いだったビットコインを正式に貨幣認定して、EU同様に非課税の方向になる可能性が濃厚との報道が出ました。

 

EUで同様の判断が出ていたことから、そのうちこうなるだろうとは思ってましたが、いずれにせよ先進的で業界としても前進でしょう。取引所も規制の対象になるということで、Goxのようなケースがなくなり、一般の人もビットコインに手を出しやすくなることを祈ります。

国内のブロックチェーン実証実験(NTTデータ&Orb、Sony)

 

この一週間で新たに、「ブロックチェーン」を使った国内の実証実験のニュースがいくつか出ましたね。


一番大きいのが、NTTデータと国内の複数の銀行がOrbを使い、国際送金、決済などの分野で実証実験をするというニュースでしょう。

 

その他にはSony系列の、Sony Global Educationが学習記録などのデータをブロックチェーンで管理、共有したりするするためのプラットフォームを作るとかなんとか。

 

自分はこういう企業の「ブロックチェーン」実証実験というか切り口には全体的にどちらかといえば懐疑的なのですが、果たしてブロックチェーン技術を使う意味はあるのか、後だしで今あるものにブロックチェーンを応用しても必ずしも上手くいかない、などの部分は常に気になります。

 

まず、NTTデータの方ですが、送金とか国際送金の部分へのブロックチェーン技術の応用可否判断が実証実験のきもだとすれば、そもそも何でOrb使うんだろうと思いました。Orbは地域ごとに複数の暗号通貨ネットワークを作れる「地域通貨特化型ブロックチェーン技術」的なイメージが自分にはあり、銀行などが送金の部分の効率化に興味があるならそれこそRippleとかでもいい気もするし、Orbをわざわざ選ぶ理由はあるのか、最適な選択なのかとは思いました。


SGEに関してもわざわざこのセットアップでブロックチェーンとか分散型のネットワークが必要なのか?と素朴な疑問を持ちました。

「例えば個人が学習到達度を測定するため、ある試験機関で特定の試験を受験した場合、その結果を個人が許可を与えた別の評価機関で利用できるようになります。これにより、従来の教育環境において実現できていなかった、ネットワーク上で個人の試験機関での結果を、個人のリクエストに応じて第三者の評価機関に安全に提供することや、一つの試験機関での結果を複数の評価機関が評価する仕組みが可能となります。」

 

 

というコメントもありましたが、これは別にブロックチェーンとか関係なく今まででもやろうと思えば出来たんじゃないの?とちょっと思ってしまいましたし、しかもそのネットワークはPrivateでクローズで、信頼できる企業間でのみしか通用しないのであれば、ブロックチェーンを使わないで今までのデータベースとか使って運用した方がてっとり早い気もしますし・・・。

 

もちろん自分が知らない技術だったり、内部の事情だったり色々あるとは思うんですが、ブロックチェーン実証実験やりますという宣言はもう個人的には興味ほとんどないですね。まあ失敗も含めて実証実験の一部だと思うので、別にそこまで批判とか懐疑的にみるものでもなく、どうなるか結果が楽しみです、くらいで捉えておきましょう(自分がね笑)

 

その他(Yahoo!ファイナンス、bitFlyerクラッシュ)

 

他には、Fiscoを通じてビットコイン価格などの情報がYahoo!ファイナンスに掲載されるとのニュース。BTCBOXの市場価格をフィードするようですが、貨幣認定に加えて一般ユーザーの流入に関してポジティブな要因です。

逆にbitFlyer Lightningがクラッシュしてユーザーから悲鳴が出てたとかいう事件もあったようですね。結局ロールバックしてクラッシュ前の状態に戻して沈静化したようですが、せっかく色々いいことが重なっていたタイミングだけにちょっと残念。

取引量が増えるとZaifがよく落ちるとかも言われてましたが、今回はbitFlyerさんがやってしまいましたね。まあどの取引所も一回くらいは何かしらやらかしているので、別にbitFlyerだけの問題ではないですけどね・・・。

 

最後に

 

というわけで数日間寝込んでるだけでも色々あったと思いますし、ニュースやブログ記事にもならない小ネタ、噂、雰囲気の変化などは一日でも休むとどんどんこぼれていってしまいます。国内でもビットコイン/ブロックチェーン関連のニュースが連発していて、なんちゃって識者が正直に言ってしまうとわけのわからないことを言うことも増えましたが、やはり週末とかプライベートも関係なく情報をあさって最前線でやっている、ハードコアなビットコイナーを侮ってはいけないですね。

 

病み上がりですが、心機一転自分も気合入れ直して飛ばします。

 

それでは。

 

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