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ビットコインダンジョン

Bitcoin (ビットコイン)やブロックチェーンを技術に詳しくない人たちのために、面白おかしく、そして真面目に語ります。独自暗号通貨を使った、日本初の読者参加報酬型ブログ。

国立台湾大学でビットコイン、ブロックチェーンについて講義させてもらいました。

やってみた

2週間ほど台湾にいて現地のビットコイン、ブロックチェーン業界事情などをリサーチしたりしてました。この2週間、特に後半には現地の関係者とかに片っ端から会う感じになって、もはや書ききれる以上の情報が収集できました。

 

台湾着いた時はビットコインだけでやりくりするはずが、さっそくデビットカードが上手く使えずFiatのお世話になるなど全くのノープラン、行き当たりばったりぶりを披露してしまったのですが、現地のビットコイナーに助けていただき、想定した以上に色々濃い情報が集まりましたし、台湾のビットコイン業界がどんな感じかかなり正確に理解できたと思います。必要以上にわかってしまったかも笑


そしてなにより、タイトルの通り成り行きでなぜか国立台湾大学でビットコイン、ブロックチェーン、特にトークン周りのことで大学生にちょっとした講義というか説明をさせてもらいました!台湾で大学デビュー!笑

台湾での情報は別にまたいくつかにわけでまとめ記事にする予定ですが、今日はとりあえず先にビットコインin台湾大学編をお届け。

国立台湾大学知ってる?

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(大学のメイン図書館)

国立台湾大学って聞いたことあります??日本人がわかるように一言で言えば、台湾の東大です。台湾のエリートが集う超優秀な大学ですね。


そして何よりキャンパスがでかくてアカデミックな雰囲気も流れていて、非常にいい感じです。キャンパスの近くに露店(夜市)もありますし、台湾に行ったら一回は寄るべきスポットの1つですね。(台湾大の代わりにPR笑)

 

勝手に学食も食べましたが、安いし量も多いし味もそこそこ笑

 

国立台湾大学&ビットコイン

 

さあなんで今回国立台湾大学でビットコインの講義をしたか、ですが、実は台湾大(以下台湾大に略)ではビットコインやブロックチェーン技術に関する実際の大学のクラスがすでに行われているからです!大学でブロックチェーンの仕組みとか実装とかをすでにクラスとして教えてるんですよ!!実際に単位ももらえます。

自分全然これは知らなかったので結構びっくりしました。だって日本だとT大とかT工大とかWSD大とかKO大とか日本では偉そうにしている割に正式な授業として(単位認定されるものとして)やっている大学はまだないと思いますし、台湾大ではすでにビットコインのクラスをやるのは二学期目ということです。

 

これは実は、台湾大にビットコインやブロックチェーンに個人的に強い興味を持つ教授がいて、その人の影響で正式なクラス認定までこぎつけたようです。ちなみに今回自分が参加できたのもこの教授のご厚意です。何か教授というとすごい偉そうというか、強そうなイメージもあります?が、実際はめちゃくちゃ腰が低く謙虚な人で、エキセントリックな教授って感じでした。元々IntelやGoogleなどでずっとソフトウェアエンジニアとして働いていたそうです。(教授、ありがとうございます!)


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図書館前で台湾大のPhD studentと。彼はめちゃくちゃ詳しかったです。今注目しているプロジェクトは?と聞いたらZerocashと答えてくれました。Zerocash注目している時点で相当マニアックなビットコイナーであることは間違いなし(笑)

 

 

今回講義することになった経緯

 

自分が台湾大で講義をする経緯を簡単にまとめると、

Ethereumに興味のある台湾大の生徒と会って、しゃべる

実は大学でブロックチェーンに関する授業をやっている

(自分)え、マジ?すげーーー。

月曜にクラスがあるから、参加できるかも?(その日は確か金曜日)

(自分)お、マジでじゃあ行くわ。暇だし。行く行く。

教授に話を聞いてみます。

教授が参加というか、生徒に実際に色々講義をして欲しいと言ってます

(自分)マジか笑よし。やりましょう

翌日 (教授)月曜の前にむしろ一度明日の夜ディナーでも

結局月曜の講義前に土日両方と教授含めて生徒たちと話すことに

講義前日(教授)実は学部と院生用のクラスが二つあるから、学部生の方でも話して欲しい。→(自分)「っっっつ・・・!」


というわけでまあノリで行ったら話がどんどん進んでしまった感じです。まあよくあることですね。

 

 

どんなことを話したのか? 

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講義では学部生用のクラスでは、ビットコインって通貨ってだけでなく、むしろ色んなアプリケーションを作れるプロトコルっていうのが重要、なんでインターネットと比較されることがあるのかっていう感じの話をしました。

結構こう意識高い感じで「どや」って言いたかったんですが、反応はまちまち(笑)

まあでも自分が大学行ってた時なんてもっとひどかったと思うので、まあそんなもんでしょう。講義の後に何人か直接話しかけてきてくれた子たちもいたので、実際にビットコイン送ってみたり、質問に答えたりしました。やはりまだまだビットコインがどんなものか、とかそもそもまだあまり深く分かってない感じでしたね。ビットコイン持ってると言った人はちなみに一人もいませんでした。

やっぱり、このビットコインについてほとんどわからない人に興味を持ってもらえるように説明するっていうのがある意味一番難しくて、うーん、もうちょい上手く出来たかなーと反省です。(これはある意味関係者の永遠の話題でしょう)

 

2つ目のクラスは、すでに結構深い内容をやっている院生用のクラスだったので、トークンとゲームへの応用など2.0系の実例の話などをしました。仕組みを説明するというより、こういうのもあるんだよっていう感じの話ですね。

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こちらのクラスの方が反応は良かったと思います。授業ではやはりマイニングの仕組み、ネットワーク分析、実装などのアカデミックな話が多いようで(大学だから当たり前ですが)、逆に言えば応用や2.0の話を詳しく知っている人は少なく、こういう使い方があるんですね、と実際にすごい興味を持ってくれた人も少なからずいました。やっぱりある程度わかっている人たちに応用の説明をする方が楽ですね汗


まあ全体としては自分としてはちょっとでも学生の役に立ったから良かったかな、と思います。「謎に台湾大で講義をしたことがある」とちょっとしたドヤりも出来ますしね笑

 

 

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 中国語で講義をする教授。中国語はわからなくても大体何の話をしているかわかるぞ!笑

 

台湾大発学生ベンチャーの存在


ビットコイン、ブロックチェーンに関するクラスもありますが、台湾大には学生主体のDiQiという暗号通貨ベンチャー企業が実はあり、キャンパスのすぐ近くにあるオフィスにもお邪魔しました。

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前述のクラスにも参加している院生やPh.D生などで構成される10人以上のチームで、PoWとPrivate chainを一部混ぜたようなデザインのGeecoinという独自のアルトコインの開発や、金融機関へのクライアントワークのようなこともやっているようです。

実際DiQiの今のビジネスの状況がどんな感じかはわからないですが、大学のキャンパスの近くの建物にオフィス、というか自称ギークハウスみたいなものにみんなで缶詰してやっていて、「The学生ベンチャー」みたいな感じで熱意がありすごい楽しそうでした。それぞれ優秀な学生なので、もしかしたらこれから台湾のビットコインスペースで重要なプレイヤーに育つのかもしれません。だとしたら何かすごいかっこいいですね。 

 

最後に

この記事はあくまで台湾大での講義の体験記事みたいな感じで、より詳細なまとめや台湾市場の考察記事は別に書きます。インプットがかなり多くて実はアウトプットどうしようと困っているんですが笑

 

まあともかく、今回ひょんとしたことから台湾のエリート学生たちと情報共有を出来てすごいラッキーでした。暗号通貨とは直接は関係はないんですが、教授が嬉しそうに「生徒は本当に優秀で自分もいつも生徒から学んでいます」って言っていて、あー、確かにそうだなー、と。自分ももうおじさんに近づきつつあり、こういう若い人たちから学ぶことは多いな、とはっと気づかされました。老害にならないように気をつけます笑

 

そして最後に日本の大学関係者の人たち。いつやるの?いや、もう手遅れか・・・w

 

 

余談

 

1.

授業の後に、TA(教授を補助する院生)が、自分が話した内容の一部も来週の中間試験に出ます、とか言ってて、何か本当すいませんって生徒にものすごく申し訳ない感じになりました・・・。

 

 2.

ブロックチェーンのクラスに実は一人日本人(とは言っても台湾での生活もかなり長い)の院生の子がいて、講義が終わった後に、「誰かよくわからない人が授業に来たと思ったら、あれ、聞いたことのある名前だと思って、後で読んでるブログの人だと気づきました」と教えてくれました笑

まあ本当に急きょ自分も授業に参加することになったので、そりゃそうだよね・・・笑しかしまさか台湾から自分のブログを読んでいる人がいたとは!

 

3.

Bitfinexは香港で登記されている会社ですが、CEOのJeanさんは普段は台湾にいるとのこと。オランダ出身なんですが大学時代を台湾で過ごしたなどということで、台湾をこよなく愛するいけてる感じのダンディービットコイナーでした。実際Bitfinexも金というよりは、コミュニティーや技術の発展のためになればいいという思いから始めたそうで、何かもはやブッダのごとき空気を醸し出してました笑日本でもこれでBitfinexファンが増える!?

  

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下段真ん中がLiao教授(漢字わかんない・・・!)
下段右が今回色々んな人とミーティングをセットアップしてくれたHank(マジで謝謝)
自分の左隣が講義にも来ていたBitfinexのCEO



【お知らせ】

5月1日(日曜)21時から、毎月恒例のポッドキャスト「ビットコイナー反省会」の放送をするので、是非ライブで参加してください。今回はゲストとしてカレンシーポート代表の杉井さんが来てくれます。台湾の話も多分ちょこちょこすると思いますよ!

 

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