2015年予測とMt. Goxの報道について
あけましておめでとうございます!!!
去年の10月頃からブログを始めて隔日くらいで記事を書いてきましたが、今のところネタは尽きるどころか書きたいことはたまっていく一方です。同時に、ちゃんとした記事を書こうと思えば思うほど後回しになってしまっている話題も多く、今年は質を向上させつつ、タイムリーな情報と考察を発信できるように頑張ります。
さて、年始ということで、間違いを覚悟で簡潔に2015年の予想をしてみたいと思います。プラス予想外のタイミングで新聞にMt. Goxの記事が掲載されたのでそれに対する感想を書きます。
価格
現時点で、1BTC=およそ317ドル。ちなみに私の去年末の予想が720ドルくらいだったので、2倍以上で外しています笑その点で、私の価格の予想なんて当たるはずはありませんが、あえて予想します。
去年一年でビットコインの技術の進歩、受け入れ拡大、資金投入などがあったにも関わらず価格は下がり続けました。おそらくそろそろ底値をついてくるころだと思います。
その点で今年一年のスパンでみると、ビットコイン価格は上昇傾向と私は予想します。年始はもう少し下がる可能性も十分にありますが。
2015年年末ビットコイン価格予想→1,211USD
ビットコイン受け入れ企業
去年の年末にマイクロソフトがビットコイン支払いの受け入れを一部開始したのは大きなニュースでしたが、今年もその傾向は続きます。2015年の前半には、Googleが一部ビットコインの支払いを解禁、またそれに続いてシリコンバレーのテック企業の受け入れが加速すると思います。(HP,Yahoo,Intelなどなど)Appleがどうするかも気になりますが、今年中にAppleがビットコインの受け入れはしないんじゃないかと私は思います。ただし、ただの勘であり根拠も何もないですが。
国内の大手でもそろそろ何社かビットコイン受け入れを開始してもおかしくないと思います。楽天は少し前から積極的ですので、楽天は来るかもしれませんね。他には著名ミュージシャンや芸術家にも期待できるかもしれません。
規制
ビットコインへの規制がどうなるかもかなり予想が難しいです。
NYは比較的厳しいBitlicenseの法案が提出されましたが、これが他の州にもどう影響を与えるか。特にシリコンバレーのあるカリフォルニアへの影響がどうなるのかはかなり重要です。私は、カリフォルニアでもNYに近い厳しめの法律が通り、ビットコイン関連ビジネスの海外への流出が起こり、シリコンバレー以外にビットコインのメッカができると予想します。
また、ビットコインを使ったクラウドファンディング、Crowdsaleについては国により対応が変わってくる気がしますが、ビットコインの性質上世界中どこからでも投資ができるため、どのように規制しようとするのか。日本ではCrowdsalesやCryptoequityがどのように捉えられるか興味はあります。予想じゃないですね、これ笑
Dapps
また数えるほどの分散型のアプリDappsの数が爆発的に増えると予想します。その中で今年一年だけでもある程度の成功を収めるサービスが出現し、それがビットコイン全体の知名度、利用を促進すると思います。今すでに出てきているサービス(Storj, Gemsなど)がそれになるのか、まだ今は存在していないサービスがそうなるのかはわかりません。
国内
国内では現状ほとんど規制がない状態ですが、何かしらの規制が設けられ、逮捕者や閉鎖されるサービスが出てくると思います。また現状取引所、ペイメント中心の状態から、コンテンツなどと絡めたもう少しクリエイティブなプロジェクトが立ち上がってくると思います。もちろん取引所などはインフラとして重要なので、今年も大きな影響を持ってくると思います。
ビットコイン利用者が、国内で正確に今何人いるかわかりませんが、今年1年で数倍から10倍くらいまで増えるのではないでしょうか。
とりあえず予想(希望?)は以上です。
そしてMt. Goxの件ですが、読売の一面でバーンと「不正操作で99%消失」と出ていますが、これだとビットコインはMt. Goxなどの企業や特定のグループが発行しているものという印象を与えかねないですね。一般の人は、そもそもビットコインがどのように作られているかも正確にはまだ理解してないと思いますし、今年一年でメディアの正しい理解も進んで欲しいですね。
内部犯行が主原因でありそうだ、ということがわかったようで、事件解決に前進したのはいいニュースだと思います。ただし、これで真相解明されたとしても、一度ついたネガティブなイメージはなかなか払拭されないと思います。その点でも今年も地道な情報発信と啓蒙活動は必須でしょうね。
それでは今年一年もよろしくお願いいたします。