ビットコイナー反省会 登録者1万人達成時の公約+3月の放送予定
少し前からビットコイナー反省会の登録者1万人を目指してかなりプッシュしています。
今登録者が7250人ほどなので、頑張れば一か月ちょっとで行けるかもと思ってるのですが、まだ登録してない方は是非ご協力お願いします。
なぜこんなにいきなり登録者数増やそうと頑張っているのかというと、1万人に行くと、六本木のYoutube Space Tokyoというのが使えるようになるからです。
このスタジオが使えるようになると、日本いる間の撮影場所が確保できるだけでなく、その他の業界のYoutuberとのコラボなどがしやすくなりそうで、暗号通貨業界内だけでなく、界隈の外も絡めてゲストを呼びやすくなったり、もっと面白いことができるようになるんじゃないかと思ってます。ちなみにビールさんは「もてクリエイター」ことゆうこすとコラボしたいとか言ってました苦笑
(こういうちょっと意識高い感じで行きたい…w)
普段はあまり登録者数とかそこまで気にしてないですし、数を増やすだけなら価格や投機の話をもっとしたり、もっと一般受けすることを狙えばいいのも当然わかっているのですが、界隈の生の声や、プロジェクト/最新トピックへ率直にコメントしていく、というスタイル、方向性を残しつつ、1万人というマイルストーンになるべく早く到達することでもっと面白いことができると思ってるので、是非ご協力よろしくお願いします。
1万人達成時の公約
というわけで、反省会の登録者1万人を目指しているのですが、無事1万人達成した時の公約を以下の通りいくつか考えています。
- 反省会の特別オフ会の開催
登録者1万人に到達したら、記念にチャンネル視聴者を対象にしたオフ会を開催しようと思っています。
今までオフ会みたいなのは開催したことはないですし、普段日本にいないのですが、このイベントのために日本帰ってきますw
特にオフ会で何をするとも具体的なことはまだそこまで考えてないのですが、せっかくやるなら普段出来ない何か面白いことをしたいなと思っているので、盛大になんかやりたいです。
ちなみに3月中にもし1万人到達したら、東京以外でも複数都市で開催します(約束) - 特別ゲストの招待
1万人到達したら、某狭瀬たかおさんに反省会にゲスト出演してもらおうと思ってます!!なお本人には一言も確認とってません爆笑
正直彼には、「何いきなりリップラーなってんの?」「ミルクセーキって結局何なの?」「ワイフGox自慢なんなの?」など聞きたいこともたくさんありますし、未だに反省会に来てくれてないけど、おそらくみんなが最も来てほしいゲストの一人だと思うので、本人にまだ完全無許可ですが一万人達成したら来てもらいます。
パイプ椅子の準備ちゃんとしておいてほしいですね。
あ、あとビールさんにその他のYoutuberとコラボしてもらいます、多分。(…自分はちょっと人見知りなので) - 記念Tシャツの作成
まあ欲しい人いるのかわからないですが()、記念バッジャー君Tシャツ作ってイベントの時にでも配ります。 - その他
他にも1万人突破したらもしかしたらコインストリートの方の動画を一部一般公開したり、他にも特別ゲストを呼んだりなども考えてます。まあ、とりあえず何かしらリスナーに還元してきますw
3月の反省会の放送予定
というわけで、登録者1万人目指してやってきますが、当然基本的には面白い、役に立つコンテンツを上げていくのが前提です。今月は特別ゲストなどを呼びつつ、以下のような放送をすでに予定しています。
暗号通貨と税制改正への提言
暗号通貨の税金で苦しんでいる人も多いかと思いますが、現在の日本の税制は業界の成長や、将来的な技術の発展を阻害しかねない、ということで税制改正に動いている人たちがいます。
これについて現在働きかけている公認会計士兼現在Omise Goで働いている柿澤さんに来ていただき、現在の税制の問題点は何なのか、どのような変更が適切か、そのために自分たちでできること、などを率直に議論したいと思います。時間があれば柿澤さんのOmise Goでの活動についても聞けるかもしれません。3月中旬の平日夜放送予定。
Enigmaの概要とポテンシャル
特に暗号通貨玄人の多くに大きく期待されているEnigma。自分の周りにもファンは結構います。
ブロックチェーンの根本的な課題と言われる、スケーラビリティとプライバシーを解決するプロトコルして期待されるEnigmaですが、実際どんなものなのか、現状の開発の状況、将来的なポテンシャル、課題などをEnigmaに詳しい某ゲストをお招きし、色々話してみようと思います。これは自分もかなり楽しみです。
Lightning FAQ
また、以前からアナウンスしていたタイミングが悪く延期になってしまっていた、LightningのFAQ放送を大石さんと時間合わせて放送予定です。Lightningのデモ放送はすごい反響があったのですが、未だに勘違いなどもまだ多いLightningに関して議論します。
その他
他にも、新しいシリーズとしてウォレットのレビュー、評価動画、海外の開発者へのインタビューを基にした考察動画など、反省会でしか聞けないディープかつ面白い話を3月は連続して投稿予定です。
2月は日本に戻ってきていて、ミーティングなどでかなりバタバタしてたのですが、3月はゆっくりリサーチ、コンテンツ制作などに時間当てられそうです。(とりあえず花粉回避できるのだけでもありがたい)
また、まだ若干設定に手間取っていますが、放送用の結構いいマイクを買ったり、設備面でも大分アップグレードしたので、Youtuber感を上げて行きますw
というわけで、とりあえず反省会のチャンネル登録者1万人目指して頑張っているので是非ご協力よろしくお願いします。現在メディア関連以外でも色々またやり始めようとしていることもあり、今年1年でただの投機を超えた、暗号通貨の技術やプロダクトをさらに盛り上げられるように頑張ります。反省会含め是非引き続き協力していただければ。
Weekly Ochiaiに今日(2/21)10時PMから出ます(国家ICOの件など)
お知らせですが、本日の10時PMからご存知メディアでも最近引っ張りだこの落合陽一さんの番組Weekly Ochiaiのライブ放送に出演することになりました。
自分がビットコイナー反省会やコインストリートなど、最近動画メディアに力を入れてたり、もともと動画系のそういう考察、教育チャンネルみたいなのが好きなのもあり、他の人のチャンネルも面白いのは実は結構見てるんですよね。なのでWeekly Ochiaiも最近ちょくちょく見てた一視聴者なので、ちょっとノリみたいな感じで出演することになったのですが、楽しみです。生放送なので、いろいろいい意味で(悪い意味でも)やらかしたいですね笑
ライブ放送は上記のリンクから10時PMからNewspicksの無料会員登録していれば誰でも見れるようなので、是非みなさんライブで見てください。アーカイブをすべて見るのは有料会員登録が必要なようです。
さて、一部宣伝にもなってしまうのですが、今日の放送でICOについて、特に国家によるICOのインパクトについて落合さんと一緒に議論、考察みたいなことをしようと思っています。
ちょうどタイミングよくベネズエラの石油に裏付けされた(とされる)PetroのICOが今日始まりすでに100億円近くの金が集まっているようですね。この国家によるICOというのは企業や開発者、分散プロトコルが行うICOとは全く違う意味を持っており、あまりまだ注目されてないですが、今後の暗号通貨業界の方向性を占う大きな話になりそうです。
そういうような話を今日コインストリートの方で平野さんと議論した動画を公開しました。詳しくは是非そちらの動画を見てほしいのですが、今日のWeekly Ochiaiの方でも国家ICOが何で大きな意味を持つのか、を一部話す予定なのでお楽しみに。
ではでは。
ハードウェアウォレットはまだ人類には早すぎた?Ledger Nano Sで注意すべきポイント。
先日ビットコイナー反省会の方で、メジャーなハードウェアウォレットの一つ、Ledger Nano Sの使い方パート①動画を公開しました!
すでに「助かった」「分からなくて困ってたのでありがたい」というようなコメントも来ているようで、非常に励みになりますし、是非もし使い方がわからない、という人がいたら紹介してあげてください。
さて、今回の動画は基本的に全てビールさんにお願いしたのですが、ただし初心者がどこでつまづいているのか、セキュリティーの面に関してもっと強調しないと絶対パスフレーズをメモらない人も出てくるよね、など内容に関しては自分の方でもコメントしたりしましたし、正直最初想定したよりかなりてこずりました(まあ主にビールさんにやってもらってるだけだけどw)
今回改めて思ったのは、日本では仮想通貨がかなり一般化してきているものの、安全に仮想通貨を扱うためのハードウェアウォレット、というよりウォレット全般がまだまだ一般の知識があまり深くない人たちにとって敷居が高すぎるということです。
…さすがに首からぶら下げてファッションにするほどまだ自分は一体化はできてはいませんが…、自分もハードウェアウォレット愛好家というか、無駄にLedger Nano Sも複数持ってます。クリプト関連のものに関してはむしろ使い方が難解であればあるほど燃えるというか、楽しいみたいなところもあるのですが(笑)、初心者にとっては落とし穴でしかないハードウェアウォレット、特にLedger Nano Sで注意すべきポイントを何点か紹介しておきます。
(なお、パスフレーズやPINコードをなくすとまずい、などの基礎的な注意点は上記のチュートリアル動画ですでに解説しています)
1.ファームウェアアップデート時にパスフレーズを再入力させられる。
ハードウェアウォレットはセキュリティーアップデートなど、頻繁にファームウェアのアップデートがあるのですが、Ledger Nano Sはファームウェアアップデートをする度にパスフレーズを再入力させる鬼仕様となってます。
この時点でパスフレーズをちゃんと記録してない人は詰みます。いわゆる美しいセルフGoxの典型例ですね。仮にきちんとパスフレーズをメモっていたとしてもやはりパスフレーズを再入力させられるのはナーバスになりますし、また記録に問題がなくとも、24英単語からなるパスフレーズ(or リカバリーシード)をLederの端末に打ち込む作業はかなり辛くて自分も涙目になった記憶があります。
Trezorなどではファームウェアのアップデートでパスフレーズの再入力を要求されることはなく(稀にあるそうですが)、セルフGoxの被害の予防やUXの向上の面でも是非Ledgerに改善して欲しいですね。
2.コインごとの「アプリ」インストール
Trezorと比べてLedger Nano Sはクローム用のウォレットプラグインやプラグインマネージャーをインストールする必要があり、とりあえずごちゃごちゃしていてややこしいです。また、Ledger1台で管理できるコインの数は4つまでに限定されるという謎に優しくない仕様になっており、多種のコインを持っている人にとってはちょっと残念ですね
(まあその分複数台買えということなのかもしれないですね。自分は4台とか無駄に持ってるのでいいんですが、そんな人は多くない…)
なお、ここら辺についてもビットコイナー反省会の方でLedger Nano Sパート②の動画を近日公開予定で、アルトコインの管理方法についてもチュートリアル動画を公開するので、ご期待ください。
3.使用方法の説明が「ここのサイト行って、後は頑張れ」みたいになってる笑
複数アプリをインストールする必要があったり、また端末上でも初心者には慣れていない特殊な操作が必要だったり、なかなか学習コストが高いのですが、公式の使用ガイドなどは、「ここに行って、後は頑張れ!」みたいな思い切ったミニマリスト仕様になっています笑
ハードウェアウォレットの重要性や基本的な仕組みを理解しているビットコイナー的な人たちであればそこまで難しくないのかもしれないですが、もう少し細かい説明がないと多分自分が何をやっているのか全くわかってない人たちも少なくないと想像します。
今回動画作成している時に発覚したのですが、初心者は「SegWitとは何ですか?」などというレベルではなく、そもそも「BitcoinとBitcoin Cash、EthereumとEthereum Classicって違うんですか?」など、もはや自分が持っているコインが何なのかわからない、みたいな人たちもいるようで(さすがにそれはちょっと、え!?、と思いましたが)、やはり界隈特有の用語や基本的な仕組みの理解などを前提に話さない方がいいことが多くなってきてますね。
まあこれはLedgerだけの問題ではなく、業界全体の問題と言えますけど。
4.そもそも在庫がなくて買えない笑
そしてある意味最大の鬼ポイントが、そもそもハードウェアウォレットが世界的に在庫が少なく、買おうと思っても買えない、もしくは二次市場でめちゃくちゃ高額で購入するしかない、ような状況になっていることです。
少し高い値段で買うくらいなら必要ならまだいいのですが、ハードウェアウォレットの転売市場では本体が改造されていて、パスフレーズを盗まれるようになっていたり、「セットアップ完了してます」とか言って、何のことかよくわかってない初心者に使用済みのパスフレーズを使わせ、コインが集まった時点で中のお金を引き抜いたりするケースがすでに報告されているのでお気を付けください。
ハードウェアウォレットに関しては不良品とかいうレベルではなく、入手経路を間違えると全クリプト資産持ってかれる、などの事態もあり得るので、そもそも入手するまでの時点でも落とし穴があります。
なお、公式も現在在庫がほとんどないようですが、日本だとこちらのサイトが公式代理店(の一つ)になっており、在庫も他のところと比べると豊富なようなので、比較的信頼度が高いと思います。
(最終的には自分でリスクなども考えて欲しいですが)
ちなみにまさかここまでハードウェアウォレットが世界的に売れる事態になるなんて、2年前とかに「Trezorデコったウェーイ」とかやってた時は想像もしませんでした…
5.ハードウェアウォレットのセキュリティーも完ぺきではない
最後に、比較的簡単にコールド環境を作れるセキュアなツールとして自分もハードウェアウォレットの使用を推していますが、それでもまだハードウェアウォレットも完ぺきではありません。
例えば先日、Ledger Nano Sのプラグインに対するいわゆる「中間者攻撃」(Man in the Middle Attack)が成功したという話が出ました。
簡単に言えば、前述のLedger Nano Sのクロームプラグインの送金先アドレスをマルウェアでハッカーのアドレスにこっそり書き換える、と言った攻撃方法で、気づいてないユーザーは自分のアドレスに送ったと思ったコインが、気づいたら別のアドレスに勝手に送られていた、ということが起こりえるわけです。
ただし、ハードウェアウォレットではすでにこういう攻撃に対する対策も考えられており、基本的にはLedger Nano Sのスクリーンに表示されたアドレスが、本当に自分が送ろうとしているアドレスなのかきちんと確認することで、上記の攻撃は防げる可能性が高いです。実際には送金する時に毎回スクリーンを確認している人はそこまで多くないと思いますが、特に大きな金額を送金する時などは念の為きちんと確認した方がいいでしょう。
他にも色々ハードウェアウォレットに対する攻撃方法は考えられ、それらへの対策も日々アップデートされているのですが、ハードウェアウォレットの仕組みを理解していない初心者にとっては自分で対策を考えたり、実践するのはかなり難しいのも事実でしょう。
結論
ハードウェアウォレットはまだまだ使いづらい点や落とし穴も多い。
ただし、大きな額を取引所に置きっぱなしにしていたり、全財産をモバイルウォレットなどのいわゆるホットウォレットに置いておくより何倍もマシなので、最低限の使い方やセキュリティーのリテラシーを身に着けて、自分の資産を失ったりしないように理解できるように頑張りましょう。
本当は「何も考えなくても、これを使えば絶対に安全です」という分かりやすいものがあればいいんですが、そういうものはまだこの世界には存在しないですし、暗号通貨のセキュリティーに関するものはもしかしたら永遠にそういう「完璧な利便性と完璧なセキュリティー」を両立したものは出てこないかもしれないので。
また、もし上記のような話を含む、ハードウェアウォレットの仕組みや留意点、比較などについてももう少し詳しく知りたい人は、ビットコイン研究所の方でハードウェアウォレットについて決定版の比較、解説レポートを公開しているので、興味があれば検討してみてください。