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ビットコインダンジョン

Bitcoin (ビットコイン)やブロックチェーンを技術に詳しくない人たちのために、面白おかしく、そして真面目に語ります。独自暗号通貨を使った、日本初の読者参加報酬型ブログ。

ビットコイン社を退職します

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私事ですが、タイトルの通りビットコイン社を退職します。昨日が最終出社日で、今日から4月末まで有給消化となります。

 

ビットコイン社の社風に衝撃を受けて入社してから、ちょうど二年程が経っていました。速かったです。それはもう毎日飽きないくらい良いことも悪いことも色々ありましたが、ビットコイナーとして技術面、詐欺に引っかからないこと、地雷を踏まないこと、人間として考え方の幅が大きく広がったと思っていて、いい機会をいただけたと思っています。

 

入社した時は、右も左もわからず、まずはとにかくインターネットに落ちてる記事やビデオなどを片っ端から隅から隅まで熟読し、実際に試し、自分に足りない知識、もっと良くするためには何が必要か、と私生活とか生活水準とか他のことを全てないがしろにしつつのスタートでした。

 

また、その過程で、会社の戸締りや鍵の管理もままならず、何度か鍵を失くしてしまったこともありました。この場を借りてお詫びいたします。

 

本当に手探りで始めましたが、でも前に進めないといけないので、とにかく「遠慮は悪」と思っていろいろな人から話を聞き、議論し、そして成果を形にしていく、ということを続けました。いつの間にかビットコインのどうでもいいネタについては誰よりも詳しくなり、その結果「とにかくKojiさんは暇だから知っているだろう」という状況になってしまって、自分の首を絞める結果になったことは良い思い出です。

というか、やっぱり自分のポジションを定義してポジショントークしていくことの重要性を痛感しました。Altcoinや色んなプロジェクトに浮気しまくって何でも屋になることは良いこととは言えないかもな、というのが学びです。まあ、去年はCCMの活躍した日本人ランキング3位
得ることもできたのですが、これはちょっといかれている方面のビットコイナーからの投票の結果だったりするので、普通の人事評価よりも、こっちの方が認められてる感が大きくて嬉しかったですね。

 

ビットコイン社に入社してからは、暗号学などが前提になったため、入社前までは暗号の世界を結構敬遠したこともあって、苦労しました。知識不足はホントやばかった。「分散安心安全なプラットフォーム」がモットー(?)でしたから、自分の中ではいろいろと日々勉強な感じでした。入社したときは国内のビットコイナーの数が10人を超えたあたりだったんですけど、今や測定不能(SNSなどで公表してるのは多分1000人くらい)になってしまいましたが、やはりその人気が広がるに従って、いろいろな詐欺とかもどんどん出てくるわけで、攻めと守りのバランスを取るのが自分の役目かなと勝手に定義して、ちょくちょく口を出させていただきました。そんな僕をほとんどのビットコイナーの方々は優しく応対してくれたことに感謝しています。もしかしたら嫌われてたかもしれませんが。

 

アンチソサイエティーな暗号通貨を支える送金プラットフォーム、という点では世界でも類を見ないものでしたが、それだけでは自分としては物足りなかったですし、トークンを利用したユースケースやネタ文化を生み出すことができたのは、自分としては大きな成果かなと思ってます。簡単に言うと、自分の信頼や評判、期待値、もしくはデジタルアイテムなどの価値を可視化する仕組みなのですが、既にCounterpartyなどが提供していた取引所などの機能をうまく組み合わせて、合理的なユースケースを短時間で考え、それを形にできたかなと。もちろん、その土台が他のエンジニアによっていろいろ開発されていたわけで、そういう意味ではみんな先見の明を持った人達だったなと思います。

まさかホリエモンカードが登場するとは思ってもみませんでしたが、ブログのコミュニティーの形成に使ったり、ブログやゲームの収益化に役だったり、他のユーザーとのコミュニケーションツールとして使ったり、子どものお小遣い代わりに使ったり、トレード可能なクーポンとして使ったり、イベントの参加賞として使ったり、他のプロジェクトとコラボしたり、とにかくとにかくトークンアプリの可能性はみんなが考えているよりも大きいんだ!ということを証明することはできたのかな、と勝手に自負しています。

 

ビットコインに入社した動機が「国や金融機関などの信頼される機関がいなくとも、実用的なサービスがいくつも乗っかって、ユーザの実生活で役に立つ価値が今までよりもどんどん増えていくプラットフォームを作りたい」だったので、この僕の小さな夢はまだ実現はしていませんが、少しづつその形が出来上がってきています。

このビットコインの仕組みは今まで銀行口座を開設する必要があった個人や企業を解放します。というか、金融プラットフォームは全体的にかなりClosedな印象があったと思いますが、僕もそう思います。ビットコインに入社してから今日に至るまで、とにかく「オープンイノベーションすげ~よ~」思ってますし、ビットコインとブロックチェーンが、インターネット以来の大革命となるかもしれないというコメントをする業界人も多いですし、「うん、まあ、そうだよね」とも思います。

 


ただし、課題もまだ山積みで、ビットコインプロトコルが皆さんにどんどん近づいていくためにいろいろ考えなければいけないこと、解決すべきこと、達成しなければならないこと、などなどをこの2年間で僕は取り組んで来たつもりなので、僕も今後のビットコインの発展を期待して外から見守りたいと思います。

この2年間、分散化とパーミッションレスイノベーションというテーマでずっと取り組んで来て、何とか生活もできるようになりました。一人ではもちろん無理ですし、多くの人々の知恵と根性(?)が詰まった成果であり、それをリードできたことは本当に僕にとって大きなことであり、そして共に取り組んでくれた全ての方々に感謝しています。

 

自分で言うのも何ですが、日本の中でもこの経験を持つことができているビットコイナーってそうはいない、きっと数人程度だと思っていて、でも同じことをしたいと考えている人はとても多いと思っています。どうしたら画期的なビットコインサービスを作り、そして運用していけるのか、その全体像はその数人の頭の中にしかない状況だと思うのですが、近い将来僕の経験を共有知というか、形式知というか、何か見える形でまとめてみたいなと思っています。こうご期待と言うことで。できるかわかんないけど。もし「フルタイムビットコイナーになりたいんだけどどうしたらいいかわからない」とお悩みの方がいらっしゃいましたら、気軽に声をかけてください。お力になれることがあるかもしれません。

 

さて、4月中はまるまるお休み期間とさせていただいて、5月から社会復帰する予定です。昨年は北海道まで自転車でいって台風に足止めされたり、金がなくてコンビニでグミを買うのを我慢したりと散々でした。今年の目標としては「健康で文化的な最低限度の生活をする」なのですが、環境も変わりますし、ワクワクドキドキしてます。今までなかなか外に出歩けなかったのですが、今後はいろいろな場所に顔を出していきたいと思っていますので、今後とも引き続きお付き合いいただけると本当に嬉しいです。

ビットコイン社の中の僕と関わった全ての方々へ。楽しかったです。ありがとうございました。あまりお酒は好きではないので、声かけますので、ランチでもして思い出話をさせてください。「えー老害来んな」だなんて言わずにお願いいたします。

 

5月からは、銀行の営業マンとして、まっとうな社会人として節度と良識を持って安定した生活をしてきたいと思います。Fiat万歳!

 

また会う日まで。

 

パクった(参考にした)記事 元記事の作者の方土下座レベルにすいません・・・。

www.eisbahn.jp

 

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