ビットコインダンジョン2.0

Bitcoin (ビットコイン)やブロックチェーンを技術に詳しくない人たちのために、面白おかしく、そして真面目に語ります since 2014

2015年ビットコイン&ブロックチェーン流行語大賞は?

メリークリスマスですね。

 

今年も、毎年恒例(にこれからするかもしれない)、ビットコイン&ブロックチェーン流行語大賞の時期がやってきました!え、ちょっと遅いですかね、まあそれはさておき。

 

2015年の振り返り記事がちょくちょく出てき始めていますが、普通に振り返ってもつまらないので、まず今年一年でこの小さな業界で一番流行った言葉はなんだったのかを考えてみます。

 

ノミネートは自分でしますが、最後にGoogle Formの投票アンケートを用意したので、読者の方に選んでもらおうと思ってます!発表は年末に改めて行おうと思います(クリスマスプレゼント的にアンケート協力プレゼントもあるよ!)

 

それではさっそくノミネートされたバズワードを紹介して行きます。

 

エントリー№1 スマートコントラクト

 

今年はEthereumのFrontierリリース前後くらいから、このスマートコントラクトという言葉が業界内だけでなく、大手企業、一般メディアも普通に使い始めるバズワードになりましたね。日本にもSmart Contract Japanというスマートコントラクトに特化した集まりみたいなのもあります。

 

スマートコントラクトの定義って案外難しい気がするのですが、契約(if, then)をブロックチェーン上にコードとして記録し、第三者の介入なしで自動的に契約が強制執行される仕組み、とでも言いましょうか。(すいません、あまり定義を述べるのが得意ではないのですが・・・)

 

※とりあえず意味も定義もよくわからなくても、スマートコントラクトという言葉を使うとそれっぽく聞こえます

 

エントリー№2 ビットコイナー

 

今となっては結構普通にみんな使っているこのビットコイナーという単語。そもそも具体的にビットコイナーの定義は謎ですが、面白いのでみんな使っています笑ビットコイン関連の事業をしている人、ビットコインを保有している人、とりあえずビットコインに興味がある人?よくわかりませんが、自分がビットコイナーだと思えば、多分もうビットコイナーなんでしょう。

 

結構前からビットコイナーという言葉はありましたが、2015年にこの言葉が日本でも市民権を得た感じがするので流行語大賞エントリー。

 

 

エントリー№3 スケーラビリティ

 

今年1年にわたってこのスケーラビリティという言葉は業界では使われまくりましたね。

 

要は、ビットコインの利用者が増えた時のトランザクション数の増加にいかに対応するかっていう話ですが、ブロックサイズの引き上げ議論、XTの登場によるコミュニティーの分裂の危機、ライトニングネットワークやSegregated Witnessの登場など色々ありましたね。

 

まだこの問題は完全な解決はされてはないですが、一定の方向性は2015年内に見えたようで、ブロックサイズの引き上げについて完全決着、さらにSegWitやLightning Network、Sidechainの実装など2016年は早々と大きな技術的前進が続きそうです。

 

ブロックサイズをエントリーしようかと思いましたが、スケーラビリティというくくりで今回はエントリー。

 

 

エントリー№4 クラウドセール

 

なんだか遠い昔の話も気もしますが、2015年の前半は少なくともビットコインと暗号トークンを利用したクラウドファンディング(クラウドセール)が盛り上がりましたね。

 

Gems、Factom、Spells of Genesis、Augurなど、最近ではBitSharesのOpen Ledgerや、何だかすでに盛り下がってきているようですが、Neucoinなんてのもありました。

正直に言うと成功しているプロジェクトもまだあまりないですし、クラウドセール自体もKoinifyの離脱など盛り下がってきている感はありますが、まあこの件については後日きちんと考察してみようかな、と思います。

 

とりあえず少なくとも今年の前半大いに業界を盛り上げたクラウドセールを流行語大賞エントリーします。

 

 エントリー№5 Gox(ゴックス)する

 

Mt.Goxで大きく盛り上がった?のは去年2014年ですが、今年に入って「Goxしそう」とか「Goxった」とか妙な使い回しをする人が出てきました。(自分とか笑)

今年もBterが派手にGoxしましたし、次はCryptsyがGox間近とささやかれますね。

 

もちろんMt. Goxの破産騒動から来てるわけですが、取引所から暗号通貨の引き出しが出来なくなった状態をさすだけではなく、なんだか「大失敗してやらかす」、「ハッカーの餌食になる」「金を巻き上げられる」みたいなそういう意味でも使われている気がします(自分とかに笑)

 

海外でも,"Don't get goxed" "Gox risk"とかすでにビットコイン業界では一般化された雰囲気のあるこの言葉ですが、いずれ辞書にのっちゃいそうな予感が個人的にしてます。(ちょっと前にBlockchainも辞書にのったとか)


用例

「まずい、CryptsyがGoxしそう」

「クリスマスは彼女に高いプレゼントをねだられてGoxした」

「いやー、今日のテスト絶対Goxしたと思う」

 

エントリー№6 Permissioned ledger

今年後半の最後の数か月は国内でもいわゆるPermissioned Ledger, Private Blockchain,もしくは一般メディアではそのままBlockhcainとか言われる、ビットコインなどとは違うコインを使用しない、金融機関などへのソリューションとしてのブロックチェーン技術が大いにもてはやされました。

 

呼び方は色々あってややこしいですし、定義もあいまいですが、この「特有のトークン抜きのブロックチェーン」をPermissioned ledgerとしてエントリーします。

 

エントリー№7 マキシマリスト

 

Ethereumのリリースなどで、ビットコインのブロックチェーン以外は認めない、いわゆるビットコインマキシマリストという名称がちょくちょく使われるようになりました。

 

元々Ethereumの創始者Vitalik Buterinが考えた名前ですが、日本語では「ビットコイン原理主義者」とか言ったりすることもありますね笑(ちなみにこの日本語の言い回しは自分が始めたはず!多分)

 

Ethereumが盛り上がるほど、マキシマリストはそんなもの上手くいかない、という感じで批判したりしますが、来年サイドチェーンが出てきたりするとまたこの単語は頻繁に使われることになると思います。

 

エントリー№8 トークン

自分がトークン系のことをしていることもあり、若干のステマですが、「トークン」という言葉もかなり一般的に使われ宇rようになったと思います。

 

Colored coin, Counterpartyなどで作ったブロックチェーン上のコインを総称してトークンと読んだりしますし、場合によってはPublic BlockchainとPrivate Blockchainの違いはトークンの有無、と言われたり、ビットコインなどのコインも広義でトークンと呼ばれることはあります。

 

割と色んな文脈で使える便利な言葉で自分も使いまくってます笑

 

2015年ビットコイン&ブロックチェーン流行語大賞の投票をしよう!

上記8つの中で自分が最も流行ったと思う言葉はなんでしょうか?それともそれ以外の言葉が最も流行ったと思いますか?

 

是非以下のフォームから12月30日までに投票してみてください!結果は大みそかに発表しようと思います。

docs.google.com



なお、流行語大賞を投票した上で、回答者の中で最も面白い、もしくは納得のいく理由を説明してくれた方一名に、0.05btcをプレゼントします!ある意味クリスマスプレゼントですw

また、それだけでなくCounterparty対応のアドレスを持っている人であれば、回答してくれた方全員に50CNPCOINをプレゼントします! せっかくなので是非どしどし参加してください。CNPCOINについてはこちらの記事を参考にしてください。



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