前回の記事でアナウンスした通り、Devpartyに関する紹介です。
Counterparty Foundation主催で、2か月程前から開発者コンテストが開かれており、一昨日無事募集期間が終了して、昨日から投票期間になっています。
合計で15個のプロジェクトからエントリーがあったようですが、Counterparty Foundationの正式なページの情報を参考に、最終的に審査対象に残った5つのプロジェクトの概要を紹介して、最後に投票方法を説明します。
SoGParty
SoGPartyは、おなじみのCounterpartyを使ったゲーム、Spells of Genesisに特別にカスタマイズされたウェブベースのCounterpartyウォレットです。
作ったのは、Counterpartyコミュニティー内のSoG大好きな開発者の人で、SoGが公式に作ったわけではないのがちょっと面白い。ちなみにSoG公式のクロームプラグインウォレット、BitCrystals Boxは別に存在し、そっちを使ってる人も多いと思います。
SoGParty上では、BitCrystalsおよびSoGのカードのみしか表示されませんが、通常のウォレットと同様カードの送受信、Dex(分散取引所)でのトレードなどが出来ます。
トークン名だけでなく、SoGのカードの画像を一覧で見れたりするので、プレイヤーとしてはこっちの方が楽しいですね。また、DexでのオーダーはXCPとのトレードだけでなく、BitCrystalsとカードの注文も出せます。
(ここだけの話、同じ人がIndieSquareをフォークしてSoG用にカスタマイズされたモバイルウォレット作ってくれるかもしれません。あんま期待しないでねw)
XCP Wallet by Joe Looney
Tokenly PocketsというクロームプラグインCPウォレットを愛用している人もいると思いますが、そのベースとなっているXCP Walletというオープンソースのウォレットを作ったのがJoeさん。
今回Devparty用にUIを改善したり、また一番大きいのが、Subassetの管理が出来るようになったことでしょう。
どういうことかというと、Counterpartyで発行した自分のトークン名にもう1つレイヤーを加えることが出来るということです。
例えば、自分はCNPCOINを持っていますが、CNPCOINの従属トークンのような形で、CNPCOIN.KOJIとか、CNPCOIN.DONATIONとかそういう感じで名前を加えることがきるようになるわけです。
Counterpartyでは、これをプロトコルレベルで出来るように現在最終調整を行っていますが、このSubassetが出来るようになると、ネタトークンとかを作るのがさらにはかどるおそれ(?)がありますね。
何でしょう、あまり面白いネタは浮かばなかったですが、TOKYO.SHIBUYAとか、SUMMER.VACATION、とか、二文字を表現できるようになったら表せるものは増えるかなーと。KOJI.(ここに彼女の名前を登録)みたいな感じで、多分数か月後に公開するブロックチェーン上に一上消せない汚点を残すことも出来るようになります笑
XCPDEX.com
続いては、CounterpartyのDex(分散取引所)のオーダー一覧などを簡単に参照できるXCPDEX.comです。
これ実はかなり便利で、BlockscanとかCounterpartychianってDexのオーダーを参照したり、一覧を見たりするのが結構使いづらかったので、個人的にこのサイトはヘビロテすることになると思います。
オーダー一覧だけでなく、Fiat額での表示や、チャートやグラフなどを表示できるようになったら完璧ですね。開発者に出来ないか聞いておきます。自分が欲しいから(笑)
Countertools by JP
立ち上げがちょっとめんどかったのでぶっちゃけ自分もまだ試してないのですが、CountertoolsというGui Walletもエントリー。
通常のウォレット機能はもちろん、一括送信、存在証明などCounterpartyのプロトコルを利用した色んな機能を使えるようです。どちらかと言えば開発者用、中級者以上用って感じのツールですね。
ビデオ解説があるので、興味のある方はそちらを見て試してみてください!
Onoma by Sull
これも一見とっつきにくいコンセプトなのですが、簡単に言えばCounterparty上で発行されたトークンを自分のアイデンティティの証明として使い、そこにJSONメタデータを追加していくことで、最近の近況のアップデートなどSNSのように使ったりすることが出来るようです。
例えばCNPCOINの所有権を持っているのは自分なので、ツイートみたいなものをCNPCOINと結びつくページ上ですることで、偽物じゃなくて本人が本当につぶやいているということを証明したりできるとかそういうことでしょうか。
デモなどはこちらのページから確認できます。ちょっととっつきにくい気もしますが、実は今自分もこのブロックチェーン上のアイデンティティーとか評判システムみたいなものをぼーっと考えており、もう少し意義、ポテンシャル、弱点など自分の言葉で説明できるようになったら記事にしようかと考えています。
というわけで、新たに以上の5つのサービス、ツールがCounterpartyユーザーに公開されました!他にもコンテストには間に合わなかったけど少しして公開されるものも出てくると思いますし、色んな波及効果があって便利なツールが出てくると嬉しいところです。
投票方法
さて、一応これはコンテストなので、勝者が1週間後くらいに発表されます。
大賞のようなものは、Counterparty Foundationメンバーなどにより投票され決められ、勝者にはなんと6000XCPが贈呈されます。(ちなみにこの賞金はCounterparty創設者のポケットマネーから出てます)
ただし、ユーザー大賞のようなものもあり、コミュニティー内からの投票が一番多かったサービスには最大1000XCPが送られます。
というわけで、自分が一番いいと思ったサービスに是非投票してあげましょう!え、どうやって投票するか?
普段からCounterpartyを使っているユーザーの中には気づいた人もいるかもしれないですが、Devpartyというトークンが実は最もアクティブな500のアドレスに配られています。逆に言うと、Counterpartyをほとんど使ったことのない人たちなどには残念ながら投票権がないということですね。
Devpartyを受け取った幸運な人たちはせっかくなので、自分が一番いいと思ったプロジェクトに投票して応援してあげてください。投票はDevpartyのトークンを以下に対応するアドレスに送るだけです。簡単です。投票期間は2月16日までです。
SoGParty | 1JCWDtW76JrxwHwnmKXGoxi1GP7jk8m37K |
XCP Wallet | 1DTmJxVP2RWkTuGNBmwEqBV1ukaXr27Yib |
XCP DEX | 19jUemChVcQ66vVATVd9fwBqfAhPgRsd15 |
CounterTools | 14G8brfiSQzAzpwRdwumCUHdWR3AnK4Eum |
ONOMA | 1L338fGqCjfS91EyjDAQ7kNr7RYTcB7K6M |
ちなみに裏技ですが、投票したくない興味がないという人は、実はこのDevparty、Dexで他の人に売ることも可能です。投票操作ですね笑
ちなみにIndieSquareでも参加しなかったのか、という話ですが、参加したかったと言えば参加したかったのですが、結局時間制約的に今回は出来ませんでした。(これ以外に直さなくちゃいけないものもたくさんあるしね笑)
でもまあ参加してたらぶっちぎり優勝してたかなー、うーん、きっとそうだなー。まあ実際に作るのは自分ではないんですけどね、はは。
それでは。
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