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ビットコインダンジョン

Bitcoin (ビットコイン)やブロックチェーンを技術に詳しくない人たちのために、面白おかしく、そして真面目に語ります。独自暗号通貨を使った、日本初の読者参加報酬型ブログ。

アメリカでのビットコイン認知度調査について ミスリーディングでは?

先月に行われたアメリカの調査で、「ビットコインについて全然わかっていない人」の数は65%という結果が出ました。


Coin Center Bitcoin Public Sentiment Survey • Coin Center

 

それを逆に読んで、「35%もビットコインについてわかっている人がいる」という取り方をしている人もいましたが、よくよくアンケートの取り方を見ると、そこまで楽観的に見るべきではなさそうです。

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正確な質問文/質問票は公開されてないようなので、何とも言えないところもありますが、Not too familiar(そこまで詳しくない)とNot familiar at all(全く詳しくない)の差はそもそも何なのでしょうか。

もしこれがただの自己申告であれば、Not too familiarを選んで、実際には全くビットコインについてわからない人たちも含まれてしまうわけです。質問する時に明確な定義をつけたかは不明です。


また、国民性などの差もありますが、アメリカは自分の知識やスキルを過大申告する傾向もあります。なので、Somewhat familiarを選んだ人が実はほとんどビットコインについてわかってない可能性も少なからずあります。

 

つまり、実際は65%以上の人たちが、ビットコインについてほとんど正しく理解してないと言い切ってしまってもいいと思います。

 

むしろ、時系列で理解度を見た時にほとんど変化がないことも問題な気がします。理解度が上昇傾向であれば、絶対値より推移の方が有用なデータになりますが、残念ながら横ばいです。つまりこの調査単独で得られる情報というのは正直そこまでありません。

 

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また、ビットコインを合法化すべきか、などの質問も、ビットコインが何かわかってない人が大部分の状態で聞いても大した意味はありません。実際どっちつかずの意見が多いのは、要はよくわからない人がほとんどという意味です。(まあ一般の人がわからないなりにどう思っているか、ということを調べる意味はありますが)

 

まとめ

ビットコインに関する認知度調査、店舗への調査などは今後も定期的に続けて行って欲しいですが、しっかりデータや質問の仕方を吟味しないと、不必要に楽観的もしくは悲観的になってしまう可能性があるのでご注意を。

 

今回のケースで言えば、「3割以上はビットコイン理解してるんだ」という風にみなすのは間違いだと思います。実際まだまだ理解度は低いですし、もっと啓蒙活動が必要です。

同時に全員にビットコインの仕組みを理解してもらうのではなく、理解しなくても使えるサービスを提供する必要があるという見方もできると思います。

 

本当はもっとデータを公開してくれれば、理解度や年齢、その他の要素とクロス分析をすればもっと面白い情報が出てくるんですがね。

 

なにより日本でのビットコイン調査したいですよね。そういう記事結構前に書きましたが。まあちゃんとやると結構お金がかかるんですよ・・・。 

日本のビットコインの認知度は?知りたくありませんか? - ビットコインを語ろう2.0