SegWitとERC20両方に対応するモバイルウォレットEdge Walletって知ってた?
実はかなり前からずっとやりたいと思ってたのですが、昨日とうとうEdge Walletのレビュー動画を撮影できました!具体的にEdge Walletの特徴や懸念点などは以下の動画を是非見てください!
SegWit対応ウォレットの増加とSegWit浸透率の上昇
Edge Walletの細かい評価は動画を見てもらえればいいとして、SegWit対応のモバイルウォレットが今年に入ってから増えてきていますね。
SegWit浸透率もしばらく10%程度をうろうろしてたのですが、ここに来て一気に30%までジャンプしています。
これは世界最大の取引所CoinbaseがようやくSegWitを導入を導入したのが大きな理由だと考えられていますが、Edge Wallet含め、主要ウォレット、特に気軽に送受信できるモバイルウォレットでSegWit対応がもっと進まないとSegWit対応率は伸びていかないと思います。
その点ではEdge WalletはSegWitを早い段階で採用しており、かつGreen Addressなどと比べ、シンプルで使いやすいので、応援したい気持ちもありますね。
ERC20トークン対応のモバイルウォレット
多分自分が知らないものも含めてEthereumのERC20トークン対応のモバイルウォレットってすでにいくつもあると思うのですが、大体はウォレットプロバイダーが指定した主要トークンしか送受信できなかったと思います。
Edge Walletは実は誰も?気づいてないようですが、マイナーなERC20トークン含めて基本的にはどのトークンでもモバイルウォレット内から扱えるようになります。自分は一応ERC20の規格に対応しているネタトークン「Bananacoin」でも問題なく送受信できたので(笑)、その他のコインも問題なく扱えるはずです。
これができるようになると、例えばサンタルヌーみたいな飲食店でのトークンの使用みたいなものが一気に楽になるので、これはかなり便利ですね。
ついに長年の夢が叶った?
ところで、今回の動画はある意味夢?が叶ったというか、実は自分テックとかガジェット系のレビュー動画が元々大好きで、特に最近またガジェット愛が戻ってきたというか、暇があれば最新スマホやラップトップの比較やレビュー動画ばっか見てます笑(別に必ずしも買うわけじゃないんだけどねw)
ちなみに最近13インチ帯のラップトップを仕事用に買おうと思って、ひたすらにレビュー動画やサイトを研究してたのですが、結局HPのSpectre 13 x360を選びました。
美しい…笑
同じ13インチ帯だと、DellのXPS13が鉄板で評価が高いですが、XPS持っている人はすでに結構多いのと、やはりインカメラのポジションが悪名高いですね。
Spectre13 x360はデザインがユニークで気に入ったのと、バッテリー、処理能力なども必要十分以上にあり、外で仕事するのが多い人にとってはドヤりも含めて中々捗ります。ただ「360°」タブレットモードにできるのが売りなのですが、正直自慢する以外に使うことはほぼありません笑 他にも希望をあえて挙げるとしたら…
えーっと、というわけで話始めると永遠に続いてしまうので割愛しますが(笑)、まあともかく自分は必要以上に海外のガジェットレビュー動画とか見てたから、自分でもやってみたかったんですよ!以上笑
まあ途中でかなり話はずれましたが、他にも色々使えるプロダクトやプロジェクトについては積極的に試してみて、ビットコイナー反省会の方でレビュー、評価を今後やってみようと思うので、もしこれレビューしてみて、とかこれは正直微妙だったとかあったら、是非動画の方でコメントください。
ではでは。
マイニングが禁止されているはずの中国、深圳で、密かに盛り上がるマイニング市場
今週まで中国(香港、深圳)に滞在して、現地の業界の様子を探ったり、関係者と会ったりしてきました。
その内容は通常通りコインストリートの方で、動画で今月放送する予定ですが、かなり謎に包まれていた中国の暗号通貨事情が、おぼろげながら少しづつ見えてきた感じがします。まだちょっと自分の中でも情報の整理、仮説を考えたりしている部分もありますが、今まで見てきた国とはまた全然違う雰囲気でかなり面白かったです。
その中でも今日は、深圳で見たマイニング市場について先に少しだけ紹介します。
「中国のシリコンバレー」深圳
これはかなり有名で今更説明する必要はないかもしれないですが、深圳は中国のシリコンバレーとか呼ばれることもあり、中国のテクノジー業界、特にハードウェア製造を支える特別な場所です。
香港の北隣に位置し、香港から比較的簡単にアクセスできます。すでに行ったことある人も多いんじゃないでしょうか。(ちなみに自分はなんだかんだ今回中国初めて行きました)
深圳の状況については以下の外部メディアの記事などでも考察されてますね。
自分の深圳の全体的な印象としては、新しい都市だけありきれいで整頓されていて、隣り合う都市である香港と比べて圧倒的にスペース感もあり印象は結構良かったです。また、新しく建設中のビルなども多くみられ、「成長著しい計画都市」感がすごかったです。
それだけでなく、市内にはそれっぽいカフェとかも多く、サードウェーブ系ビットコイナーとしては働きやすそうだなーという印象。これはスペース不足もあってか、カフェとかがあまり見つけられなかった香港とは対照的でした。個人的には仕事をさっとすましたり、ドヤれるカフェは重要なので、深圳はここらへんもポイント高かったですね笑
深圳の電気街
深圳の電気街は日本でいえば秋葉原みたいなものですが、規模感がとりあえずすごいです。ありとあらゆる電化製品、部品などを販売するお店が集結するビルが一定のエリアに10以上立ち並んでおり、ちゃんと見ていくと、一つのビルを回るだけで丸一日潰れそうなくらいのボリュームです。
ガジェットとかが好きな人にとってはここは天国のような場所で、最新の製品や他には中々売ってないようなものも含め、通常日本で払う値段の三分の一くらいの値段で買えるものも多いです。
例えば自分はこのUSBポートが4つあるプラグを買いましたが、これは中々他の場所では買えないとのこと。地味に便利です。ちなみにこれで確か300円とかでした。(同じ建物内で全く同じものを売っているお店の間でも価格が二倍くらい違ったりもしました)他にもめちゃくちゃ長いUSBケーブルだったり、フロア3階分すべて各種面白いデザインのスマホケースを売っていたり、最近スマホやラップトップなどのガジェット愛が再燃している自分としてはめちゃくちゃ楽しかったです。
今回自分は時間が限られていたこともあり、あまり買い物できなかったのですが、次回行くときはスーツケースのスペースに余裕を作っておこうと思います笑
電気街で大人気のマイニング機器
そして電気街でASICが売られている、という話は一部元々聞いてたのですが、一緒に行った深圳在住の人も驚くくらいの量のASICが売りに出されていました。
本来ラップトップ、コンピューターコーナーであったはずの階が半分くらいASIC販売所みたいになっており、数か月前には存在しなかった大量のマイナーショップがオープンしていました。
Bitmainの最新モデルなども売っており、1000以上のユニットも普通に販売しているなど、在庫もかなりあるようでした。ちなみにマイナーだけではなく、Ledger Nano Sなどのハードウェアウォレットを大量に売っている店もありました(もしかしたらLedger自体が深圳で製造されているのかも)
なぜこんなにマイニングが人気なのか?
自分が気になったのは、なぜ中国ではここまでマイニング機器に需要があるのか、です。実際投資効果でいえば、個人が古いマイニング機器を買ってプールに参加したりするより、単純にビットコインもしくはその他のコインを直接買った方が投資効果は高そうな気もします。
これについては色々説が考えられますが、どうやら「マイニング」という作業をすること自体への妙な先入観というか、「儲かりそうだ」みたいなイメージが中国では強いようで、投資回収効果とかをあまり考えないでとりあえずマイニングをしている人たちも少なくないそうです。
やはり目に見える形で何かしらの作業をして、それに対して報酬が与えられる、という方が安心出来るのでしょうか?余談ですが、全体的に中国のマイナーと話していると「労働者(マイナー)信仰」というか、我々はマイニングをすることでネットワークに貢献しているんだ、「労働の美徳」みたいなニュアンスを自分は感じました。そして中国人のマイニング愛というか熱気は本当にすごかったです。
(香港のマイニングミートアップの様子)
また、面白かったのは深圳でASICを買っているのは中国人だけでなく、自分たちがお店を回っていた時だけでも、ロシア人と日本人がASICに熱い視線を浴びせながら、店員と価格交渉している人たちもいました。「俺のロシアの兄弟用にもう一つおまけしてくれ」とか交渉しててウケました笑
マイニングは禁止されているはずでは?
ここで一つ思うのは、マイニングは中国で禁止されていたはずなのに、こんなにあからさまに売り出したり、大人気になっちゃってて大丈夫なのか?ということです。
確かに実際に現地の人に話を聞いてみても、政府はマイニングに関して禁止をしようとしたり、一部大きなマイニングファームを閉鎖した(しようとした?)という事実はあるようです。
ただし、禁止されているからやらないという単純な話ではなく、今回中国で全体的に感じた印象の一つでもありますが、「政府の動向などは確かに不安だが、ばれない範囲でやれば問題ない。重要なのはどうやってギリギリを攻めるか」というようなスタンスの人たちが多かったです。とはいってもこれは自分が受けた印象というだけで、本人たちがそう言っていたわけではないのですが、日本みたいに規制されているからやらないとか、金融庁に相談してくる、とかの優等生的な思考パターンとは根本的に価値観が違うのは明白でした。(まあ日本でも無視してやっている人たちは当然いますが、中国はまともな企業も含めてここらへんの認識の温度差を感じました)
中国政府のマイニングへの対応はまだ明確ではないようですが、深圳の電気街でこれだけ大量にASICが売られ大人気になっているのを考えても、中国のマイニング産業に衰退の兆しはあまり見られませんでした。
その他の中国、香港の暗号通貨事情
というわけで今回紹介したのはマイニングの話でしたが、他にも中国、特に深圳、香港エリアの関係者や企業に色々インタビューをしてわかってきた興味深い事実、印象などについては、今月のどこかのタイミングでビットコイナー反省会の方でライブ放送するので是非そちらを見てください。中々面白い話が他にもあります(アーカイブ動画は通常通りコインストリートのみで限定公開)日時が決まったらまたTwitterなどでアナウンスします。
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他にも最近コインストリートの方ではアルトコイン分析動画などもアップしてます。正直言うとアルトコインについて表で記事を書いたり発言してもあまりいいことがないので、今後アルトコインなどの分析、コメントなどはコインストリートの方でやってく予定です。すでにLitecoinとLiskに関して動画を公開していますが、今後も似たようなフォーマットの考察、議論、また注目度の高いプロジェクトやコンセプトの考察をしていく予定です。
ビットコイナー反省会 登録者1万人達成時の公約+3月の放送予定
少し前からビットコイナー反省会の登録者1万人を目指してかなりプッシュしています。
今登録者が7250人ほどなので、頑張れば一か月ちょっとで行けるかもと思ってるのですが、まだ登録してない方は是非ご協力お願いします。
なぜこんなにいきなり登録者数増やそうと頑張っているのかというと、1万人に行くと、六本木のYoutube Space Tokyoというのが使えるようになるからです。
このスタジオが使えるようになると、日本いる間の撮影場所が確保できるだけでなく、その他の業界のYoutuberとのコラボなどがしやすくなりそうで、暗号通貨業界内だけでなく、界隈の外も絡めてゲストを呼びやすくなったり、もっと面白いことができるようになるんじゃないかと思ってます。ちなみにビールさんは「もてクリエイター」ことゆうこすとコラボしたいとか言ってました苦笑
(こういうちょっと意識高い感じで行きたい…w)
普段はあまり登録者数とかそこまで気にしてないですし、数を増やすだけなら価格や投機の話をもっとしたり、もっと一般受けすることを狙えばいいのも当然わかっているのですが、界隈の生の声や、プロジェクト/最新トピックへ率直にコメントしていく、というスタイル、方向性を残しつつ、1万人というマイルストーンになるべく早く到達することでもっと面白いことができると思ってるので、是非ご協力よろしくお願いします。
1万人達成時の公約
というわけで、反省会の登録者1万人を目指しているのですが、無事1万人達成した時の公約を以下の通りいくつか考えています。
- 反省会の特別オフ会の開催
登録者1万人に到達したら、記念にチャンネル視聴者を対象にしたオフ会を開催しようと思っています。
今までオフ会みたいなのは開催したことはないですし、普段日本にいないのですが、このイベントのために日本帰ってきますw
特にオフ会で何をするとも具体的なことはまだそこまで考えてないのですが、せっかくやるなら普段出来ない何か面白いことをしたいなと思っているので、盛大になんかやりたいです。
ちなみに3月中にもし1万人到達したら、東京以外でも複数都市で開催します(約束) - 特別ゲストの招待
1万人到達したら、某狭瀬たかおさんに反省会にゲスト出演してもらおうと思ってます!!なお本人には一言も確認とってません爆笑
正直彼には、「何いきなりリップラーなってんの?」「ミルクセーキって結局何なの?」「ワイフGox自慢なんなの?」など聞きたいこともたくさんありますし、未だに反省会に来てくれてないけど、おそらくみんなが最も来てほしいゲストの一人だと思うので、本人にまだ完全無許可ですが一万人達成したら来てもらいます。
パイプ椅子の準備ちゃんとしておいてほしいですね。
あ、あとビールさんにその他のYoutuberとコラボしてもらいます、多分。(…自分はちょっと人見知りなので) - 記念Tシャツの作成
まあ欲しい人いるのかわからないですが()、記念バッジャー君Tシャツ作ってイベントの時にでも配ります。 - その他
他にも1万人突破したらもしかしたらコインストリートの方の動画を一部一般公開したり、他にも特別ゲストを呼んだりなども考えてます。まあ、とりあえず何かしらリスナーに還元してきますw
3月の反省会の放送予定
というわけで、登録者1万人目指してやってきますが、当然基本的には面白い、役に立つコンテンツを上げていくのが前提です。今月は特別ゲストなどを呼びつつ、以下のような放送をすでに予定しています。
暗号通貨と税制改正への提言
暗号通貨の税金で苦しんでいる人も多いかと思いますが、現在の日本の税制は業界の成長や、将来的な技術の発展を阻害しかねない、ということで税制改正に動いている人たちがいます。
これについて現在働きかけている公認会計士兼現在Omise Goで働いている柿澤さんに来ていただき、現在の税制の問題点は何なのか、どのような変更が適切か、そのために自分たちでできること、などを率直に議論したいと思います。時間があれば柿澤さんのOmise Goでの活動についても聞けるかもしれません。3月中旬の平日夜放送予定。
Enigmaの概要とポテンシャル
特に暗号通貨玄人の多くに大きく期待されているEnigma。自分の周りにもファンは結構います。
ブロックチェーンの根本的な課題と言われる、スケーラビリティとプライバシーを解決するプロトコルして期待されるEnigmaですが、実際どんなものなのか、現状の開発の状況、将来的なポテンシャル、課題などをEnigmaに詳しい某ゲストをお招きし、色々話してみようと思います。これは自分もかなり楽しみです。
Lightning FAQ
また、以前からアナウンスしていたタイミングが悪く延期になってしまっていた、LightningのFAQ放送を大石さんと時間合わせて放送予定です。Lightningのデモ放送はすごい反響があったのですが、未だに勘違いなどもまだ多いLightningに関して議論します。
その他
他にも、新しいシリーズとしてウォレットのレビュー、評価動画、海外の開発者へのインタビューを基にした考察動画など、反省会でしか聞けないディープかつ面白い話を3月は連続して投稿予定です。
2月は日本に戻ってきていて、ミーティングなどでかなりバタバタしてたのですが、3月はゆっくりリサーチ、コンテンツ制作などに時間当てられそうです。(とりあえず花粉回避できるのだけでもありがたい)
また、まだ若干設定に手間取っていますが、放送用の結構いいマイクを買ったり、設備面でも大分アップグレードしたので、Youtuber感を上げて行きますw
というわけで、とりあえず反省会のチャンネル登録者1万人目指して頑張っているので是非ご協力よろしくお願いします。現在メディア関連以外でも色々またやり始めようとしていることもあり、今年1年でただの投機を超えた、暗号通貨の技術やプロダクトをさらに盛り上げられるように頑張ります。反省会含め是非引き続き協力していただければ。