ビットコインダンジョン2.0

Bitcoin (ビットコイン)やブロックチェーンを技術に詳しくない人たちのために、面白おかしく、そして真面目に語ります since 2014

CNPCOINがCoindeskで紹介されてます(マジ笑)

一部界隈ではシットコインの代表格とも囁かれる元祖カウンターパーティトークン、CNPCOINですが、何と昨日Coindeskで特集されました。嘘っぽいけど本当なんですよね笑

 

www.coindesk.com

 

こちらのCoindeskの記事で、ブログトークンを使って、ブログの知名度を上げたり、収益化したり、プレミアムコンテンツを作ったり、というCNPCOINでやってきた取り組みが紹介されています。

 

元々はこちらの記者と結構前にトークン系全般について話をしたりしてたんですが、特にメディアの人ということもあり、「ブログコイン」というコンセプトに興味を持ったようで、細かく色々質問されたりしました。まさかCNPCOINがCoindeskの記事になるとは、このブログの初期の読者の方々もおそらく含め、何か感慨深いですね笑

 

 

ところで、今回の記事や取材を通して感じたんですが、日本ではこのブログでの取り組みも一部あるかもしれないですし、国民性的に元々あってたのかもしれないですが、トークンを作って何かやってみるというのは日本国内ではかなり浸透していますよね。もはや、ある程度かじっている人ならカウンターパーティなどを使って自分のコインを持っているのは当然みたいなところもあります。ビットコイナーの名刺代わりみたいな感じですかね。

 

ところが今回取材してくれた記者もそうでしたし、今自分がいる台湾とかでもそうなのですが、海外だとそもそもこの「トークン」というものがまだまだ根付いてなく、聞いたことがあって何となくわかっているけど、使ったこともないし、できることや制約も含め全体的なリテラシーが低いなと感じています。

 

コンセプトを説明して、実際にツールを使わせて、例えばtakaraなりでもやらせると、みんなこれはすごい!とか面白いですね!とか単純に感動して興味を持ってくれる人も結構多いのですが、そもそも知らないとか、使ったことがない人がほとんどで、まだまだその溝は深いんですよね。

 

自分もたまにやることはありますが、使ったことがないサービスなどに関して記事を書いたり、それっぽいことを言ったりすることは出来ますが、やはり実際に使ってみた上での理解度や言葉の重みとは比較にはなりません。ビットコイン持ってないし、使ったことがないのに、ブロックチェーン賛美したり、ビットコイン批判しているような人たちを見れば残念ながら明らかですね…。

 

その点ではやはり日本は、トークンの分野はすでに色々それぞれが実際に手に取って使っている人が多く、かなりリテラシーが高く進んでます。元々CNPCOINをやり始めたきっかけは自分の理解度を上げるのと同時に、もっと実際に手を動かしてトークンを体験してくれる人を増やそうという狙いがあったのですが、その点では二年以上前に始めた時にここまで広がるとは想定以上です、マジで。

 

まあ基本的には色々遊んでワイワイ勝手に盛り上がってくれる人たちのおかげなんですけどね笑

 

ただし懸念もあり、新しい仮想通貨法が始まると、今のようにトークンを使って自由に実験したり、とりあえず何かやってみるというのがやりづらくなるのを自分は懸念していますし、懸念を通り越して今よりつまらない世界が来そうな予感がしています。(規制に関する懸念に関する記事は今執筆中ですが、中々まとめるのが難航してます…)

 

トークンの分野は、せっかく日本が進んでいる分野でクリエイティビティーが生かせて、色んな新しいサービスが作れる分野だと思うのですが、法律一つで全て変わってしまうリスクもあり、そこは残念ですね。

(法律の運用次第では大した影響はない可能性はありますが、厳密に法律に照らし合わせると国内でのICOなども含め出来ないことが一気に増えそうです)

 

というわけで今年の自分個人の目標として、日本で根付いたこのトークンの文化のようなものを海外でも定着させるというのがあります。仮に日本でやりづらくなっても、その場合も海外からトークンやビットコイン、ブロックチェーンを使った面白い、画期的なサービスが出てきてくれるでしょう。海外のコミュニティーで注目される分野は日本とは違うケースも多いですが、まあなんかやればできる気はしますね、ワンチャンあるでしょう笑(ノリが軽いw)

 

ビットコインみたいな技術を扱っていると、ドンドン一つの国や地域などにこだわる気持ちみたいなのがどんどん薄れてきますね。ライフスタイルのビットコイン化です笑

 

というわけで、今年は海外でもトークンフィーバーを起こそう、来そうな予感が勝手にしております。ちなみになんですが、この記事を書いたライターの人、なんかどんどん変な方向?に進んでおり、今はなんかPepeについて取材し始めているようです笑

そして、今回の記事でも紹介されたCNPCOIN、正直に言うと最近若干放置気味というかあまり進められてないのですが、うーん、なんかもっと面白いことないかなーとは考えています。

あ、そして、しばらくトークンコントロールフォーラムとして使ってたTokentalkがバグが多すぎて何度依頼しても直らないので、移動することにしました。日本で代替サービスもすでにあるようで、正直に言うと一長一短のところはあるのですが、上手く機能しなくてほったらかしになっているものよりはマシかなと。というわけでこちらもまた近くアナウンス予定です。

 

それでは引き続き、トークンを使った実験は出来る限り継続してこうと思うので、よろしくお願いします。

 

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最近のニュースの雑感(1月22日) 中国の取引所の状況など

いやー、最近全然ブログが更新できてなくて非常に申し訳ない。と言ってもこのブログ自体趣味のようなものなので、別に自分が更新しなくても誰も気にしない気はしますが(笑)、本当はもっと書きたいことは色々あるんですが、中々筆が進まないというか、自分の中では納得してるんだけど、書くまでの理解度には達してないようなトピックが最近多いって感じですかね。精進します。

 

とりあえず今週は何かドバっと複数記事を書けそうな気もするのですが、とりあえず最近のニュースに関してちょっとずつ思うことをコメントしておきます。

 

中国の取引所の周辺について

 

ここ1、2週間で最も注目されているニュースは、中国の取引所を中国人民銀行が突然監査し始め、トレードの行き過ぎた現状を注意した、という話でそこからビットコインの価格が一時急落して、また中国のビットコイントレード量が急激に減り、さらに今日Twitterなどでアナウンスされていましたが、大手3大取引所がついに取引手数料を復活させることを決めたようです。


f:id:coinandpeace:20170122181619p:plain

 

さて、「ビットコインの取引は中国に独占されていてビットコインは終わっている」とかいう自称識者のような人たちもいると思いますが、業界内では中国のビットコイン取引量は大部分は取引手数料無料により人工的に作り出されたもの、というのは公然の秘密でした。


今回手数料が無料でなくなることで、中国の実際の需要がどんなものかというのが露呈されていくと思いますが、業界内の識者によれば、それでも中国の実際の取引量の実力値でも総取引量の7~8割はある、というのが予想値のようです。(まあ果たしてそれが正しいか近くわかってくると思うのですが)

 

今回のニュースは自分はいいニュースだと思っています。


中国人民銀行が調査に入って、「ついに中国の取引所が規制されるのでは」、「もはやビットコインが禁止されるのでは」とちょっとしたパニックをあおっている人たちもいましたが、人工的に作られたトレードボリュームが消え、クレイジーな投機からもう少し落ち着いたトレード環境になれば、ビットコインの価格変動も以前と比べて安定するのではないか、と初心者的考えですが思ってます。

 

ちなみにこれで中国の取引量が減り、それとは対照的に日本ではビットコイン取引量が増えていっており、日本の外で気づいている人は少ないけどもしかしたら日本が取引量世界1になってもおかしくないんじゃないの?という記事を英語で先日書いたら、ちょいちょい反響があったのですが、最近はGMOなどの大手がビットコイン取引業に参入というニュースもでたり、もしかしたら年内に日本が本当に取引量世界1位になってしまう可能性も無きにしも非ずです。

(ただし日本も大部分は以前までの中国と同様取引手数料ゼロ競争になっており、名目取引量は伸びていますが、実際の実力値はもっと低い可能性はあるのは当然知っておいた方がいいでしょう)

 

AKB、仮想通貨?ビジネス参入?

 

nlab.itmedia.co.jp

 

えーっと、これパク、いやそもそも仮想通貨なのか?いや、応援、いや搾取?というかなんとういうか…。次回のビットコイナー反省会(2月5日予定)でコメントするのでお楽しみに笑

 

うーん、以上だけでした笑そういえばコメントする程でもないのですが、Kim.comが「今日Mega UploadとBitcacheでお前らをビビらせてやるぜ!」て豪語した後に、「やっぱ今日は無理だわ。後で出す。」というある種鉄板の展開してたくらいですかね笑

 

もっと語ることあるかと思いましたが、最近いまいち大きなニュースはなく、何か全体的に静かですね。とはいえSegWitの件が前進しているわけでもなく、嵐の前の静けさというかこれからまたひと悶着あるのではないか、ローラーコースターを期待しましょう。一応去年12月の時点で1月くらいに何かSegWit、Core vs Unlimited 波乱があるのではないかと予想していたので、そろそろ何かあることを勝手に期待しています笑

 

今週は他の結構真面目なトピックで書きたいことが複数あるので、…頑張ります!笑

 

それでは。

 

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2月3日~5日のBlockchain Core Campというイベントに参加してレポート予定です。

タイトルの通り、こちらのBlockchain Core Campというイベントに参加してきます。このイベントはエンジニア用の3日間に渡る、かなり本格的なビットコイン/ブロックチェーンブートキャンプです。

 

f:id:coinandpeace:20170120183524p:plain

 

主催者の方とお話を少しだけさせてもらいましたが、「日本からコア開発に参加できるような人材を育てたい」的なことを仰っており、かなり本気度の高いイベントで、参加表明している人たちもかなりレベルが高そうです。講師の人たちもLightning Networkの考案者、日本在住でビットコインコア開発の経験もあるNicolasなどガチです。(ちなみにIndieSquareの開発陣も全員通常参加)


ちなみに自分はエンジニアではないので、全日程参加という感じではなく、どちらかと言えばおまけでイベントに参加させてもらい、参加している人たちのインタビューや、空気感、実力、興味のエリアなどそこらへんについてむしろ調べてきて、今の日本国内のビットコイン業界のマジ開発者たちの様子をこちらのブログなどでも紹介できればと思っています。

ちなみに定員が100人で金土日に渡る3日間の大がかりなイベントだったので、枠が全て埋まるかな、と、必要であれば宣伝に協力したいと思っていたのですが、楽勝ですでに定員一杯です笑

 

日本のビットコイン/ブロックチェーン開発コミュニティーの実力は上がっているのか?

 

自分は開発者ではないのですが、全体的な底上げのために開発者用のイベントとかリソースが増えればいいよね~と、何か2年くらい前から界隈の人と言ってた記憶がありますが、実は最近(特に数か月~半年前位からでしょうか)日本の開発コミュニティーが盛り上がってきている印象がありますよね。

 

こちらのジャノムの日向さんが主宰しているビットコインとか勉強会も、イベントを公開する瞬間にすぐ枠が埋まり、かつ参加者もどんどん増えて100人くらいのイベントになっているようですし、他にもジョナサン・アンダーウッドさんが学長を務めるブロックチェーン大学校も盛況だったようです。

(ちなみに2月に開催されるイベントあればとうとう自分も参加したい…)

 

特に個人的に感慨深いのは、上記のクラスなどはいわゆるブロックチェーンの話ではなく、ビットコインの話が中心でこれだけ参加者が増えていることですね。いやー、素晴らしい。

 

他にも自分が把握しきれないほどビットコイン/ブロックチェーン関連のイベントが開催されており、それぞれすごく盛り上がっているようです。(ちなみにイベント一覧はCoinportalさんが律儀にアップデートしてくれていて、超絶便利なのでこちらのページも是非活用ください。)

 

というわけでイベントの数や参加者の人数、興味が日本国内でも増えているのは間違いないですが、果たして日本のビットコイン開発者コミュニティーの実力がどこまで底上げされているのか、が2月3日からのBlockchain Core Campで見れる気がして楽しみにしています。実力を見ますといっても別に細かい知識や実装経験などを自分が判断できるわけではないですが、当日週末返上の3日間のブートキャンプに関わらず、新しいビットコインの技術などを学ぶことに目をキラキラさせているビットコイナーが増えていることを祈っております笑


個人的にはビットコイン開発の点では寄与は出来ないですが、今後も国内外での啓蒙、ビジネス開発、そして2月に第二回が予定されているビットコイナー合コンあたりを頑張ろうと思います…笑

それでは。


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